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2022年12月25日日曜日

サントラ「Extreme Close-Up(1990)」

母親を亡くした少年と父親を描いたドラマ。監督は、ピーター・ホートン。音楽は、ジェームズ・ホーナー。メジャー作品の合間にこう言うのをやってるイメージがあるホーナーですが、元々ホーナーは物語だったかが気に入れば規模関係なくやる姿勢だったらしく、まぁコレは脚本だったかがグローリーでも絡んでるエドワード・ズウィックらしいんで、その繋がりはあるっぽいにせよ、先の話をそのまま受け取れば、コレはホーナー的に惹かれる物があったって事なんでしょう。その物語は、母が死に父親に心を閉ざした少年が母親の写ったフィルムを集め始め~みたいな感じなんだとか。はい。で、音楽はどう言った感じかと言うと、ピアノとストリングスとシンセを基調にした類。曲名的に母親の死に関係すると思われる部分ではシリアスなダークさが出たりもしますが、基本は感傷的過ぎない感触で優しく程よいセンチメンタルさを香らせながらリリカルに展開してく音楽、って趣。感動を大きく呼び覚ましたり煽ったりはしないんで、聴き終えて強く残る物があるかは個々によるでしょうが、でもまぁ、テーマを含め、ホーナーのハートウォームな小品、と言う流れで考えれば妥当なラインの音楽って気がします。

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サントラは、Intradaから限定1500枚でCDが出てます。

2022年7月8日金曜日

サントラ「L’odyssée(2016)」

フランスの海洋学者ジャック=イヴ・クストーを描いたドラマ。監督は、ジェローム・サル。音楽は、アレクサンドル・デスプラ。なんでもダイビングで使うレギュレーター(あの口に付けるヤツだったか?)を発明した人らしく、これがそれに焦点を当ててるのかは知りませんが、まぁ取り敢えずはそう言う人を題材にした映画なんだそうです。はい。で、音楽はデスプラ。出だしから一気にデスプラだと感じる美しさと情感を保ったメロを聴かせ、それ以降は先のメロを含む2・3位のモチーフを流しながらな音楽群。題材の海や人間ドラマ的な部分との相互性や関わりを考えてるのか、どちらにも寄り過ぎずな音色や大らかなタッチが印象に残りますが、物語の関係で不安や苦悩や不穏さを醸し出す所でのエモーショナルとは距離を感じさせる楽曲もあって、全体的にトーンとしてはクールでゆったりとした感じがあるけど、でもしっかり感情を動かしてく、動く音楽になってるのがGOOD。タイトルなんかで流れるテーマ?を聴いた瞬間に「真珠の耳飾りの少女」を思い出したりもしたんで、そう言う意味でもおっ!良いな!って感覚がありましたね。デスプラが好きならどうぞ。

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サントラは、TF1から出てます。

2022年5月20日金曜日

サントラ「95(2017)」

1995年のアイスホッケー世界選手権を題材にしたスポコン物のドラマ。監督は、アレクシ・マケラ。音楽は、パヌ・アールティオ。フィンランドが優勝した年で、アールティオって事で、フィンランド・チームに焦点を当ててる映画、なんじゃないかと思うんですが、実際は不明ってか、調べてないんで知りません。でもまぁそうなんじゃないかなぁ、多分。はい。で、音楽ですが、こう言うのって取り敢えずはスポコンっぽい爽やかな感覚があって、そこにそれなりのエモーションへの刺激が感じられれば自然とサムアップになるような、まぁ安直な方程式が私なんかにはあるんですが、コレなんかは思ってたよりハード?な真面目ってか生真面目?さを感じたりしつつ(出だしなんか題材知らずに聴いたらシリアスな海洋活劇みたいなのの戦闘シーン直前とかが思い浮かびそう)も、基本は正にそう言う路線。モチーフは3つ位あって、失意の中から這い上がってく感動や高揚感みたいのやヒロイズム系や儚さとセンチメンタルさの良い感じのバランスのとか、まぁ聴いてるとそれぞれがそれぞれにグッと来る明瞭なモチーフになってて、あとはそれらのモチーフを活用したドラマ描写の数々が続いてくんで、まぁスコアとしては普通に聴き応えがある・・・とか書きながら、なんかアールティオ、現状担当作がどれ位あるのか知らないけど、もっと色々CD出ないかなぁ、とか思ったりしてます。

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サントラは、Quartetから限定300枚でCDが出てます。

2022年5月18日水曜日

サントラ「Super Furball(2018)」

モルモットから超能力を得た少女を描いたファミリー物のSFアドベンチャー。監督は、ヨーナ・テナ。音楽は、パヌ・アールティオ。2021年に続編があったみたいなんである程度人気はあったっぽいんですが、日本だと観れるのか不明なフィンランド?かどっかの作品。なんかGなんちゃら~みたいな題名の、似たようなモルモット題材のヤツがあったような気がしたんですが、あれはベイだったかブラッカイマー関連だったかなぁ?まぁそれがそうだとしてだからなんなんだ?って言われても困るんですが・・・はい。で、音楽はアールティオ。今回はこう言うのにありがちとは言え、やっぱ良い感じに気分が上がるスーパーマン的?なテーマ曲を軸にしながらな80年代陽性ファミリー物のコメディ・アドベンチャーを意識した感じになってて(多分ミステリアスな感じのもモチーフだと思うんでモチーフはテーマ以外にもある)、なんか聴いてると、あ~こう言うのを聴いて育ったのかなぁ、映画音楽に興味を持つキッカケだったりしたのかなぁ、なんて思ったりする、なんか勝手に親近感を覚えてニマニマしちゃう、そんな感じの音楽だったんで、そう言うのがグッと来る人には聴いてもらいたくなるなぁって感じでしたね。

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サントラは、Quartetから限定300枚でCDが出てます。

2022年4月20日水曜日

サントラ「Flowers(2016-2018)(TVシリーズ)」

曲者揃いのフラワーズ家を描いたドラマ。監督は、ウィル・シャープ。音楽は、アーサー・シャープ。なんか監督は日系人なのか本編でも日本人役で出演してるらしく、作曲家の方もシャープだったんで軽く検索してみたらこちらもアジア系の顔立ちをしてるんで、もしかしたらこの人達は兄弟か親戚だったりするのかも。まぁだからなんだって話ですが・・・はい。で、音楽ですが、これが個人的には偶に遭遇する、あ~なんか題材と全然リンクしてる感じがしないけど所謂コメディには真面目な音楽を~みたいな方向性では確かに!ってなる類の「今」版な音楽って感じで、どの曲もサビ的な聴かせ所が中心なんで、ある種の予告編音楽的な趣を想像しても良いかも。まぁその感触自体は当然楽曲によって差があるんで、あくまでスコアはスコアなんですが、出だしはダークかつシリアスで、その後は枯れ&小刻みに弦楽器を鳴らすアーノルド&プライスのシャーロックとかジマーのホームズとか燃え系とか上品なのとかが続いてくんで、全体を通して楽曲の存在感はありあり。まぁだからこその難点があるような気はするんですが、まぁコレはこう言う感じなんよ、って思って聴く分には悪くないんじゃないかな。40分程度だし。因みにこれはIIとあるように2枚目のアルバムらしく(シーズン2?)、1つ目はデジタルで出てるみたいです。

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サントラは、Silva Screenから出てます。

2021年11月23日火曜日

サントラ「Les Volets Clos(1973)」

女友達のため港町に「隠れ屋」を作った女性を描いたコメディ。監督は、ジャン・クロード・ブリアリ。音楽は、ポール・ミスラキ。ニコレッタの歌う主題歌が有名らしいんですが、スコア部分はコレのメロは取り入れつつも、エモーションを中々実直に刺激する哀なメロをモチーフ的に流したり、タンゴ?やシャンソン?やジャズ?・・・っていやジャズはジャズだろって要素を曲毎に出したりしながらな音楽になってて、全体的にイージーリスニング系とスコアっぽいのの両方が聴ける感じなんですが、一定の上品さを感じさせながらの躍動感や明るさを持った楽曲は多いけど、変に堅っ苦しくなく、クセもあまり感じず、変に気取った感じもないんで、言葉でこう書くとイマイチに聞こえるかもしれないけど、思ってたより一般大衆受け感のある音楽って感じがするな、と。個人的には、イージーな方がそこまでBGM的過ぎない感じだった事、コメディとは言え「只」ドタバタし過ぎない事、アコーディオンみたいな音色と響きがフランスと港町的なイメージと合致する事、なんかもあって、思ってたよりグッと来ましたね。あっ、あと、どうでも良いんですが、初めて入った喫茶店でコレが流れてたらまた来ちゃうかも、なんて思ったりする楽曲があったり?も。

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サントラは、Music Boxから未収録曲を追加したCDが限定生産で出てます。

2021年11月19日金曜日

サントラ「Inchon(1982)」

朝鮮戦争を舞台にマッカーサーが立案し実行した仁川上陸作戦を描いた戦争ドラマ。監督は、テレンス・ヤング。音楽は、ジェリー・ゴールドスミス。錚々たる面子を揃えながら色々トラブルが続き製作費が膨れに膨れた挙句、最終的に爆死したらしい統一教会製作の(結果的?)大作で、検索したら邦題っぽいインチョン!とかオー!仁川とか出て来たんで、ソフトがあるのかなって思ったんですが、今でも海外だと未ソフト化らしいんで、だとしたら多分違うのかな?まぁそんな感じなんですが、サントラはLP後CDが何度か出てて、コレで4回目(CDは全てIntrada)。その音楽は、民謡感も香るストイックでパワフルなやつ、国連軍かと思ってたらマッカーサーのらしいマーチ、ロマンティックなやつ、アリラン、ほかなんかの複数のモチーフを絡めてく物で、色彩こそダークなザラザラとした土埃感とか薄汚れ感とかをシリアスさと共に感じますが、モチーフ量が関係してかスコアとしてはカラフルな印象があったり、いつもながらコテコテのアジア感や単調さとは無縁だったり、個人的に韓国って感じはしないけど東洋的な意味合いっぽいパーカッション系の鳴りが面白かったり、ゴールドスミスの戦争物でも荒々しさが目立つような気がしたり、あとあと・・・と、まぁそんな感じ。いやほんと有名だし、正直何度もCD化されてる中で、何度も聴いてる人が多いと思うんで、私なんかが語った所でねぇ、って感じですよ、ほんとに。あっ、ただ1つ言うとすれば、この3枚組のディスク3はマスターは同じなんだけど初の映画使用順で収録してるのと細かい点?小節?を含め、なんかコレまでと違う所が微妙にあるらしく(順番以外は私じゃ判断不可)、実際使用順で聴けるらしいって言うプラシーボ的なヤツがあったとしても、このディスク3は思ってたより新鮮に聴く事が出来ましたね。正直初めは、好きなスコアだけど過去のアルバムは全部持ってるし、欲しいは欲しいから、最終的にどうせ買うんだけど、ちょっと懐的にはなぁ、とか思ってたんですが、結果的に買って後悔はありませんでした。

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サントラは、IntradaからCD3枚組のアルバムが期間限定生産で出てます。

2021年9月17日金曜日

サントラ「Swoon(2019)」

競合関係にある2つの遊園地の息女と子息のロマンスを描いたドラマ。監督は、モンス・モーリンドとビョルン・ステイン。音楽は、ナタニエル・ミシェリー。ディスクの絵で銃を持った男女が後ろ向きで立ってるんですが、これってロマンスの過程で戦ったりするんですかね?なんか一気に観てみたくなったんですが、検索しても日本じゃ出て来ませんでした・・・。で、ミシェリーの音楽は、まぁロマンスを感じさせる美しい音楽群。サントラだと96時間とかがメジャーだと思うんですが、この人はドラマとかコスチューム・プレイが本筋って言うか、そう言う方が個人的には魅力を感じられる事が多くって、コレなんかはファンタジーや舞台劇な装いと一緒に物語を彩りながらも、合間合間ではダニー・エルフマン!シザーハンズ!、フレンチな洒落乙感(舞台はストックホルムらしいけど)、演劇風、アグレッシヴな楽曲を交えたりしてて、前半の方がリリカルで、それが色々と過程を経て徐々にエモーショナルに盛り上がっていく、まぁそう言う話なんだろうな、って言う感じの楽曲ばかり。モチーフに弱さは感じますが、程よく印象には残るし、他は先に書いたような感じなんで、こんな拙い文章からでもアンテナが反応する人ならどうぞ。

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サントラは、Music BoxからCDが出てます。ダウンロードは、MMS。

2021年7月20日火曜日

サントラ「The Secret Garden(2020)」

フランシス・ホジソン・バーネットの原作を基に祖父の家にやって来た孤児の少女を描いたファンタジー。監督は、マーク・ミュンデン。音楽は、ダリオ・マリアネッリ。ジャケを見ると少年の1人が黒人だったりするんで、何かしらアレンジされてるのかな?、でも音楽を聴いてる感じじゃ話はあまり変わってなさそうなんだけど・・・とか思ったりもする、映画だとコッポラのヤツが特に有名?なイメージがある「秘密の花園」関連作。で、音楽はこう言う題材にピッタリのマリアネッリで、書き上げた音楽もその期待を裏切らない美しく上品でリリカル、でも単に取っ付き易い感じにはいかない、奥深さや小難しさも微妙に滲ませる、如何にも文芸作品でのマリアネッリ。テーマ曲は比較的シンプルかつ耳に残るタイプで、ドルリューみたいにそのものずばりが特段エモーションを異常に刺激する感じでは無いにしろ、それでもアレンジ&顔出しによって存在感は十分。前半は少女の境遇と見知らぬ家に引き取られての居心地の悪さ起因、なのかは知りませんが、暗さや怖さをミステリアスな不穏さと共に描き、その後は、庭の発見や少年達との出会いを感じさせるようにコミカルな躍動感や明るさが増していき、後半はシリアスさも込みでドラマティックかつ感動的に展開してく、そんな感じ。なんで、問題なく聴けるんじゃないかな、と。

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サントラは、Deccaから出てます。

2021年7月9日金曜日

サントラ「The Amazing Mr. Blunden(1972)」

アントニア・バーバーの原作を基に幽霊の住む邸宅に越して来た家族を描いたファンタジー。監督は、ライオネル・ジェフリーズ。音楽は、エルマー・バーンスティーン。俳優の方が有名なって言うと失礼かも知れませんが、取り合えず個人的にはそんなイメージのジェフリーズのこれは監督作の1つで、IMDBによると全5作中の2作目なんだとか。で、ビデオも出てないのか邦題がヒットしないんですが、音楽を聴くと視聴意欲がガンガン出て来るんで、いつか観てみたいなぁ~、って事でその音楽。モチーフは2つか3つ位あるのかなって感じですが、明確なのはバーンスティーンだと大らかな西部劇とか広い情景&人間ドラマとリンクする和みとノスタルジーな躍動感のある如何にもな物と古めかしさと物哀しさがグッと来る感じの物の2つで、それらを軸に展開していくオーソドックなタイプ。なんで、まぁ聴き応えに関しては特に語る必要も無いかな、と。で、サウンドの古めかしさが良い味わいに勝手に変換される点を含め、個人的には予想以上にツボったんですが、コレって元々有名だったんですかね?全然知らなかったんで、隠れた拾い物を見つけたみたいな感じでニマニマしてるんですが・・・。

(Amazon/CD)①
Amazon】(CD)②
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サントラは、Intradaから限定生産でCDが出ています。

2021年6月27日日曜日

サントラ「The Son(2017-2019)(TVシリーズ)」

フィリップ・マイヤーの原作を基にテキサスの名家3世代に渡る栄枯盛衰を描くウェスタン・ドラマ。音楽は、ネイサン・バー。ジャケ見た時に、おっ!?うん?えっ!?うっそ!!これってウッディ・ハレルソンじゃね!?マジ!?クソ格好良いじゃん!、とか思ったんですが、調べてみたらこの人・・・ピアース・ブロスナンなんですね、いやそう言われたらそうだし、このピアブロが格好良いのは同じなんですが、ハレルソン!?ってテンション上がってからだと一気にトーンダウンする感じがあって、まぁそんな間違えは普通犯さないんでしょうが、一応ジャケを見て、!?コレは!、って反射的になっちゃう人に向けて、コレはハレルソンじゃありません、って言っておきます(カーネイジ楽しみにしてるぞ!)。で、音楽は、こう言うジャンルは珍しい気もするバーなんですが、コレがストリングスでユッタリとや雰囲気系もあるっちゃあるんですが、意外と枯れ系&個々の音色を生かした系が多くって、なんて言うかなぁ、テンプでベルトラミの3時10分でも付いてたんじゃないか、って感じがあるって言うのかな。素人目線で地域色がほぼ無いってのもその印象に拍車を掛けてるんでしょうが、音数は基本少なく、躍動的に、荒々しく、スリリングに、そして時よりジックリと、渇きとクールさを合わせて渋格好良く聴かせてて、モチーフ面は弱いと言うか薄いんだけど、それもいっかなって思える位なんで、意外と悪くなかったな、と。

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サントラは、Varese Sarabandeから出ています。

2021年6月13日日曜日

サントラ「50 States Of Fright: The Golden Arm (Michigan)(2020)(TVシリーズ)(短編)」

アメリカの各州に因んだ都市伝説を題材にしたホラー。監督は、サム・ライミ。音楽は、クリストファー・ヤング。24話製作されてる内の最初の3話のサントラで、これはミシガンを題材にした話らしく、ヤングが担当してるのはコレだけとの事。なんかIMDBを見たら本編は3話で24分位らしく、じゃぁスコアがミッチリ付いててもCDは22分位かなぁ、とか思ってたんですが、実際は50分以上収録されてたのが、驚き。で、肝心の音楽。ホラーは言うまでも無くヤングの定番ですが、フッテージ以降はちょくちょく実験的?と言うかお遊びと言うか、取り合えずそれまでのヤングホラー枠からズレる楽曲も出るようになって、その流れの代表作がウィルソンズ・ハートなんじゃないかな、って思ってるんですが、コレなんかもその流れにあるタイプ。もちろん定番の雰囲気や脅しはあるんですが、そこまでな音数で声や楽器の音色を際立たせる感じがあって、え~っと、かなり大雑把に言うんで逆にちょっと分かり難いかもしれませんが、メルキアデス以降のマルコ・ベルトラミとか、トーマス・ニューマンの独自系とか、のヤング版って感じがする、って言うのかな。インダストリアル派生やウィルソンズでもあった得体の知れない何かが向こうから着実に近づいて来る恐怖感と圧迫感を変に煽らずジックリジワジワ不気味に感じさせる系は面白いし、美メロもあるし、ワイルド?なロックみたいなのもあるし・・・で、普通に良いんじゃないかな。

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サントラは、Notefornoteから限定500枚でCDが出ています。

2021年6月6日日曜日

サントラ「The Rebel(2006)」

フランス統治下のベトナムを舞台にフランス側に雇われた男を描いたアクション。監督は、トゥルク・チャーリー・ニューエン。音楽は、クリストファー・ウォン。なんでも数人がゴールドスミスの自宅かどっかに行き映画音楽に関して教わると言うのに参加した経験がある人らしく、そこで作品の主題を見つけてそれから派生させる教えを受けた、みたいな記事をキネ旬で読みましたが、本人はどちらかと言うと欧州的な音楽に惹かれるみたい事を言ってて、なんかそう言う事を素直に言える人なんだなぁ、って思ったなぁ、なんて書きながら思い出したりしつつ、コレの音楽はどうかと言うと、それはアジア色も仄かに感じるオーソドックス系。モチーフはそこまで表立つ感じじゃないですが2つあって、1つは広い意味での想いとかを感じさせるエモーショナル系で、もう1つは主人公の男が助けようとする相手女性、または彼女との関係性?を匂わせるような儚げな物。敵から逃げる話らしいんでアクションやスリリング系の比重もそこそこ高いんですが、リズムはあるけど所謂今時デジタルなリズム押しじゃなく、ストリングスの他にパーカッションや太鼓を鳴らす事も多いからか、カンフー的と言うかアジアの武術的な題材の付くような音楽っぽさがあって、それも手伝ってか70年代とか80年代とかのスコアに近い懐かしさがあるような気も(あと川井憲次臭)。ミリタリックなドラムやリリカルなピアノやギターの爪弾きなんかもあって、全体的にここぞと言う決め手には欠けるんですが、結構ジワジワ来る音楽で、良かったな、と。

TOWER】(CD)

サントラは、Moviescore Mediaから出ています(CDは限定500枚=廃盤)。