2020年4月29日水曜日

2020年6月24日Cinema-Kanの新譜サントラ(拳銃は俺のパスポート )・・・

(Amazon/CD)
TOWER】(CD)

奴もまた熱い鉛にのたうって死んだ!
エースのジョーが自他共に認める日活フィルム・ノワール最高傑作がついに初CD化!
ジョン・ウーが憧れ、松田優作、ルパン三世の基礎となり、今日も国内外の映画好きを虜にし続ける日活フィルム・ノワールの最高峰『拳銃(コルト)は俺のパスポート』(67年)が、ついに初の単独CD化! 宍戸錠自身が最高傑作と呼んだ本作を惹きたてる、マカロニ・ウエスタンを彷彿とさせる背景音楽を担当したのは、あの伊部晴美。
日本映画の歴史的最高傑作でありながら、何故か単独CD化の果たされなかった本作が、初の全曲デジタルマスタリングで蘇る!
ボーナストラックには本編ほか、宍戸錠出演の他作品の貴重な音源も収録した本命盤!

2020年4月28日火曜日

サントラ「Ta la land, City of Fear(2017)」



現代を舞台に超常的な力を持つ存在との戦いを描いたホラー。監督は、トマス・ルチョロ。音楽は、ゲルマン・バロン・ボラス。スペインのインディー系映画のようで、サントラのジャケを見るとエクソシストかよと突っ込みたくなりますが、音楽に関してはこう言う低予算ホラーだからこその魅力を感じられる物になっていて、簡単に言えばジョン・カーペンターゴブリンなんかのあの流れ。そこにスペイン的と言って良いのかは分かりませんが、ギターの爪弾きがあったり、何か本編だと人々を守る組織みたいのが出て来るらしく、そう言う所を感じさせるようなドラムや古的な風合いがあったり、宗教感覚があったり、悪魔の声を意識したようなボーカルがあったりと、厳かと言うほど格調高い訳ではないんですが、それっぽいダークさの中に、ちょこちょこと題材の要素が加味してある感じ。リズムの反復による中毒性や強烈なインパクトがあるかと言うと微妙だし、プログレ色が薄まると魅力が落ちるような部分もありますが、アサイラム系のチープながら真っ当に聴かせるアンダー・スコアっぽい部分があったりもして、全体的には中々良い感じ。曲単位で言うと趣向にバラつきが出るかもしれませんが、取り敢えず、プログレ路線が好きなら良いんじゃないかなと。

(Amazon/CD)
TOWER】(CD)

サントラは、Quartetから限定200枚でCDが出ています。

2020年4月27日月曜日

2020年4月30日『GANZ:O』サントラCD発売・・・

奥浩哉の人気作「GANTZ(ガンツ)」の大阪編をCGアニメで描いた2016年公開作。音楽は、池頼広。作曲家のレーベルから販売店舗を限定した形でサントラCDが発売。

(Amazon/CD)

大ヒットコミックスが原作の映画『GANTZ: O』のサウンドトラック・アルバム。 この作品の為に書き下ろした、全31曲を収録。 ブックレットには音楽を担当した作曲家・池頼広のインタビューを掲載。

2020年4月26日日曜日

サントラ「大地震(Earthquake)(1974)」



マリオ・プーゾの原作を基に大地震に襲われたロサンゼルスを舞台にしたパニック物のアクション。監督は、マーク・ロブソン。音楽は、ジョン・ウィリアムズ。IMDBによると本作のアメリカ公開日が11月15日で、「タワーリング・インフェルノ」が12月19日(16日はプレミア)らしく、そうするとウィリアムズが先に仕上げたのはどっちだったんだろうと思ったりするのですが(lalalaのナンバリングからこっちが後なのかなと推測したり)、それがなぜかと言えば、本作のテーマがタワインで軸となる2本の愛のテーマの片割れに酷似するから。本当によく似ているので、同時期に同ジャンルに似たような要素にメロを付けるとなるとやっぱり難しいのかなと思ったり、時間を節約したのかなと思ったり、別の意味合いがあるのかなと思ったり・・・と色々考える要素になっていて、これはこれで良いのですが、でも本当に似てますよね。久々に聴いたら何か笑っちゃいました。でも最初とか聴くと勇ましさや骨太な感じと言った違いもあって、悪く言えばカバーにも聴こえそうだけど、個人的にはまぁ、この場合どっちが最初なのかは知りませんが、取り敢えず印象が異なる物になっているのは流石だなと。で、ここ以外はイージーなムードやジャズ、ボッサ系にも比重があり、「こんな作品だったっけ?」と思うのも本作の特徴ですが、この路線はヘンリー・マンシーニの名残を感じられる所なのと、こことの相互性を考えてなのかパニック系の描写もタワイン何かと比べればまろやかになっているのが、本編の違い、ひいては音楽の方向性の違いを想像させたりもして面白く、全体的にタワインの強烈なインパクトとは違いますが、これはこれで好きですね、改めてそう思いました。

(Amazon/CD)①
Amazon】(CD)②
TOWER

サントラは、La‐La Landから「ポセイドン・アドベンチャー」と「タワーリング・インフェルノ」と共に収録したDISASTER MOVIE SOUNDTRACK COLLECTIONと言う限定5000枚のBOX↑に本編使用音源を追加したアルバムが入っています(単品発売無し)。

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↓は、日本版ソフト。詳細は、各自でご確認を。

【大地震 [Blu-ray]】

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2020年4月25日土曜日

サントラ「天才犬ピーボ博士のタイムトラベル(Mr. Peabody & Sherman)(2014)」



天才犬と養子の少年が過去に取り残された少女を救うための冒険に向かうSFファンタジー。監督は、ロブ・ミンコフ。音楽は、ダニー・エルフマン。ジャンルによって違いはあるにしても、昔ながらのエルフマンが好きな私なんかからすると、昨今のエルフマンは個性は感じられても灰汁があまり出ていないように感じる事が多く、何処となく消化不良感があるんですが、本作はそれがまだギリギリ大丈夫だった頃の1作。題材的にダークで奇妙な感覚はかなり薄いですが、それ以外は、お得意の躍動感、フレーズ、コーラスを交えてのノスタルジーと冒険心をドラマの中に溶け込ませていく物で、部分的な灰汁では無く、全体を通してエルフマンとしか思えない灰汁をタップリ感じられるのはやっぱり良いなぁ、と再確認。テーマは今一歩主張が弱い気もしますが、何度もアレンジで楽曲の中に溶け込み顔を出しますし、耳慣れた有名メロもモチーフで流れ(特に後半)、ハード過ぎはせずとも意外と激しいワクワクドキドキを煽るアクションも多く、緊迫感、エモーショナルな成分も十分堪能出来ます。

(Amazon/CD)①
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Amazon】(ダウンロード)
TOWER】(CD)①
TOWER】(CD)②

サントラは、Relativity(アメリカ)とSony Classical(欧州)から出ています。

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↓は、日本版ソフト。詳細は、各自でご確認を。

【天才犬ピーボ博士のタイムトラベル [Blu-ray]】

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【天才犬ピーボ博士のタイムトラベル(特別編) [DVD]】

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2020年4月23日木曜日

2020年4月21日『グリズリー 超・特別版』発売・・・

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下記、メーカー(or販売先)コメント。

地上最大・最凶の人喰いマシーン現る!

グリズリー 超・特別版 [Blu-ray]

ポスト『ジョーズ』の大本命が特典映像満載でいよいよブルーレイ化!

■オリジナル・インターポジから新規に作られた1080p HDマスター使用
■オリジナル音声素材から作られた5.1chサラウンド搭載
■TV放映版日本語吹替収録(テレビ東京「木曜洋画劇場」1979年4月5日放映)
※初回放映音源の入手により字幕切り替えなしの全編吹替鑑賞が実現!
■オーディオ・コメンタリー(製作者デヴィッド・シェルドン&女優ジョーン・マッコール)
■1976年製作ドキュメンタリー『メイキング・オブ・グリズリー』(約7分)
■2006年製作ドキュメンタリー『ジョーズ・ウィズ・クロウズ』(約37分)
■『カタリナのナイトメア・シアター』(約7分)
■『Q&A/アンドリュー・プライン&デヴィッド・シェルドン』(約12分)
■オリジナル劇場予告編・ショートバージョン(約1分10秒)
■オリジナル劇場予告編・ミドルバージョン(約2分20秒)
■オリジナル劇場予告編・ロングバージョン(約3分3秒)
■ビデオ版予告編(約30秒)
■海外版オープニングテロップ(約40秒)
■ラジオスポット(約55秒)
■ギャラリーアーカイブ(HD・約5分)
■特製16Pブックレット封入

2020年4月21日発売予定
本体価格4,600円+税
STDF-0056 発売元:株式会社スティングレイ

時間■本編91分+映像特典
映像■1080p FULL HD シネスコサイズ(2.40:1) 片面2層
音声■①英語ステレオ リニアPCM/②英語5.1chサラウンド DTS-HD Master Audio/③音声解説 DTS-HD Master Audio/④日本語吹替モノラル リニアPCM
字幕■①日本語/②音声解説用/③日本語吹替用

GRIZZLY
1976年 アメリカ映画
日本公開:1976年7月3日(コロムビア映画配給)

監督■ウィリアム・ガードラー
製作・脚本■ハーヴェイ・フラックスマン/デヴィッド・シェルドン
製作総指揮■エドワード・L・モントロ
撮影■ウィリアム・アズマン
音楽■ロバート・O・ラグランド

クリストファー・ジョージ……………マイケル・ケリー(小林清志)
アンドリュー・プライン………………ドン・ストーバー(仲村秀生)
リチャード・ジャッケル……………アーサー・スコット(田中信夫)
ジョーン・マッコール……………アリソン・コーウィン(栗 葉子)
ジョー・ドーシー………………チャールズ・キトリッジ(村松康雄)

国立公園に突如出現した巨大ハイイログマ=グリズリー。パーク・レンジャーの隊長ケリーは、動物行動学者スコットとヘリパイロットのドンの協力を得て、観光客に被害が及ばないように尽力するのだが、グリズリーの犠牲者は次第に増え続けていく……。

2020年4月21日火曜日

2020年4月21日Intradaの新譜サントラ(レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い、恋愛留学生)・・・

今回は、下記2点。

【レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(LEGENDS OF THE FALL)(1994)】

山奥の牧場で暮らす元騎兵隊の父と息子達を描いたエドワード・ズウィック監督のドラマ。音楽は、ジェームズ・ホーナー。フルスコアにボーナスを追加。CD2枚組。限定生産。


Intrada
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【恋愛留学生(TAKE HER, SHE'S MINE)(1963)】

ジェームズ・スチュワート主演のコメディ。音楽は、ジェリー・ゴールドスミス。行方不明だった音源が発見され、ほぼフルスコアの内容をステレオとモノラルで収録。限定生産。


Intrada
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2020年4月20日月曜日

サントラ「コスモス:時空と宇宙 - ボリューム1(Cosmos: A Spacetime Odyssey - VOLUME 1)(2014)(TVシリーズ)(ドキュメンタリー)」



1980年代に人気を博したドキュメンタリーを基にした全13話の宇宙ドキュメンタリー。音楽は、アラン・シルヴェストリ。サントラは全部で4つ出ていて、このアルバムはその第1弾。本編にはジャケ裏にもあるようにアニメーションが多くあるみたいで、ここだけ見てるとアベル・コルゼニオフスキーの「Copernicus’ Star」を思い出したりもしますが、まぁシルヴェストリなので、音楽は当然のシルヴェストリ節。穏やか系では懐かしいSFっぽさやジェントルなメロ、軽妙さがあり、盛り上げ系統になると重厚感が出て来ると言った感じで、簡単に言えば昔と今のシルヴェストリの両方を味わえるような感じ。個人的にはもっとモチーフが主張して欲しいけど、存在が分からない事はないですし、各楽曲もシルヴェストリのエッセンスを感じさせながらの展開で、卒なく楽しいなと。あと、何処となくまだこれからと言う感じもするので、ちょっと他の3枚も気になるな。因みに、2020年に「コスモス:いくつもの世界(Cosmos: Possible Worlds)」と言う続編が作られていて、こちらも音楽はシルヴェストリみたいです。

(Amazon/CD)
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サントラは、Intradaからダウンロード未収録の2曲を追加したアルバムが限定生産で出ています(レーベル完売)。



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↓は、日本版本編の配信(ソフトは未発売?)。

(amazon prime video)

2020年4月19日日曜日

2020年5月20日Cinema-Kanの新譜サントラ(太陽の子エステバンBGM集 VOL.1、太陽の子エステバンBGM集 VOL.2 )・・・

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TOWER】(CD)

謎の黄金都市はどこか!
魅力あふれる大冒険ロマン『太陽の子エステバン』のサウンドトラック集が2タイトル同時に復刻! ~エルドラード…それはアンデスの天険とアマゾンのジャングルに阻まれ、大勢の探検家の何世紀にわたる必死の捜索を退けてきた。インカ幻の都である!
1982年から1983年にかけてNHK総合で放送されたSF冒険アニメ『太陽の子エステバン』(フランスのDICとの共同制作で、2010年代には同国で新シリーズが放送)! 当時LPレコードおよびカセットテープで発売されたサウンドトラック集2タイトルが、40年近くの時を超え待望の初CD化!
音楽を担当したのは越部信義。『おもちゃのチャチャチャ』で日本レコード大賞童謡賞、『上海バンスキング』で日本アカデミー賞音楽賞優秀賞を受賞。テレビアニメ『パーマン』『マッハGoGoGo』の主題歌や、『サザエさん』の音楽を手掛けたことでも知られる。ボーナストラックには当時EPで発売された、パル(PAL)による挿入歌2曲を収録。こちらは作詞を阿久悠、作曲を大野克夫が担当。リードボーカル新井正人はのちに『機動戦士ガンダムΖΖ』の主題歌を担当した。

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(Amazon/CD)
TOWER】(CD)

ユートピアを目指してエステバンは旅立つ!
魅力あふれる大冒険ロマン『太陽の子エステバン』のサウンドトラック集が2タイトル同時に復刻!~エルドラード…それはアンデスの天険とアマゾンのジャングルに阻まれ、大勢の探検家の何世紀にわたる必死の捜索を退けてきた。インカ幻の都である!
1982年から1983年にかけてNHK総合で放送されたSF冒険アニメ『太陽の子エステバン』(フランスのDICとの共同制作で、2010年代には同国で新シリーズが放送)!当時LPレコードおよびカセットテープで発売されたサウンドトラック集2タイトルが、40年近くの時を超え待望の初CD化!
音楽を担当したのは越部信義。『おもちゃのチャチャチャ』で日本レコード大賞童謡賞、『上海バンスキング』で日本アカデミー賞音楽賞優秀賞を受賞。テレビアニメ『パーマン』『マッハGoGoGo』の主題歌や、『サザエさん』の音楽を手掛けたことでも知られる。ボーナストラックには当時EPで発売された、パル(PAL)による主題歌2曲を収録。こちらは作詞を阿久悠、作曲を大野克夫が担当。リードボーカル新井正人はのちに『機動戦士ガンダムΖΖ』の主題歌を担当した。

2020年4月18日土曜日

サントラ「ペニー・ドレッドフル 〜ナイトメア 血塗られた秘密〜 シーズン2&3(Penny Dreadful: Seasons 2 And 3)(TVシリーズ)(2014-2016)」



19世紀のロンドンを舞台に超常的な事件に超常的な能力を持つ者達が挑むファンタジー。音楽は、アベル・コルゼニオフスキー。実力は確かながらメジャー作品とは縁遠い人と言うのは昔からいますが、今のコルゼニオフスキーもそんな感じの人で、「シングルマン」以降の担当作や担当数を見るとパッとせず(本編の評価はさておき)、でも軒並み音楽水準は高いと言う、困ったちゃんな所もその流れ。で、音楽はシーズン1に引き続きな訳で、趣向も流れも大きな違いは無く、「何でこう言う音楽を書けるのに重宝されないんだ?」と言う言葉が頭に浮かんで来る所も同じな、ゴシックな世界観に情感豊かなメロを忍ばせてうねるように展開していくあの形(1曲目はLOTRのピピンを思い出すボーカルと雷鳴が聴こえる)。モチーフがあまり表立たないのはアルバム的には惜しいですが、これはそう言う曲を意図的に外している可能性もあるので何とも言えず、仮にそうでなかったとしてもスコアとしては十二分にお釣りが来るレベル。むしろ、そこがアルバムとしての印象を下げているはずなのに、音楽を聴いていてもそう言う感覚を殆ど感じない所が、楽曲ひいてはスコアとしての魅力の多さを証明していると言えるでしょう。まぁ、個人的に期待している人なので過剰に良いと感じてる部分はあるかもしれませんが、コルゼニオフスキーだとあまり聴く機会がないアクション・アドベンチャー路線を聴けると言う所を含め、スコアファンなら一聴の価値あり、な音楽だと思います。因みに、CDでは出ていませんが、この路線は「死霊館のシスター」でも引き継がれます。

(Amazon/CD)
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サントラは、Varese SarabandeからCD2枚組のアルバムが出ています。CD1がシーズン2、CD2がシーズン3とボーナスでシーズン1のアルバム未収録の1曲が収録。