2021年11月23日火曜日

サントラ「Les Volets Clos(1973)」

女友達のため港町に「隠れ屋」を作った女性を描いたコメディ。監督は、ジャン・クロード・ブリアリ。音楽は、ポール・ミスラキ。ニコレッタの歌う主題歌が有名らしいんですが、スコア部分はコレのメロは取り入れつつも、エモーションを中々実直に刺激する哀なメロをモチーフ的に流したり、タンゴ?やシャンソン?やジャズ?・・・っていやジャズはジャズだろって要素を曲毎に出したりしながらな音楽になってて、全体的にイージーリスニング系とスコアっぽいのの両方が聴ける感じなんですが、一定の上品さを感じさせながらの躍動感や明るさを持った楽曲は多いけど、変に堅っ苦しくなく、クセもあまり感じず、変に気取った感じもないんで、言葉でこう書くとイマイチに聞こえるかもしれないけど、思ってたより一般大衆受け感のある音楽って感じがするな、と。個人的には、イージーな方がそこまでBGM的過ぎない感じだった事、コメディとは言え「只」ドタバタし過ぎない事、アコーディオンみたいな音色と響きがフランスと港町的なイメージと合致する事、なんかもあって、思ってたよりグッと来ましたね。あっ、あと、どうでも良いんですが、初めて入った喫茶店でコレが流れてたらまた来ちゃうかも、なんて思ったりする楽曲があったり?も。

(Amazon/CD)
TOWER】(CD)

サントラは、Music Boxから未収録曲を追加したCDが限定生産で出てます。

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