2021年6月13日日曜日

サントラ「50 States Of Fright: The Golden Arm (Michigan)(2020)(TVシリーズ)(短編)」

アメリカの各州に因んだ都市伝説を題材にしたホラー。監督は、サム・ライミ。音楽は、クリストファー・ヤング。24話製作されてる内の最初の3話のサントラで、これはミシガンを題材にした話らしく、ヤングが担当してるのはコレだけとの事。なんかIMDBを見たら本編は3話で24分位らしく、じゃぁスコアがミッチリ付いててもCDは22分位かなぁ、とか思ってたんですが、実際は50分以上収録されてたのが、驚き。で、肝心の音楽。ホラーは言うまでも無くヤングの定番ですが、フッテージ以降はちょくちょく実験的?と言うかお遊びと言うか、取り合えずそれまでのヤングホラー枠からズレる楽曲も出るようになって、その流れの代表作がウィルソンズ・ハートなんじゃないかな、って思ってるんですが、コレなんかもその流れにあるタイプ。もちろん定番の雰囲気や脅しはあるんですが、そこまでな音数で声や楽器の音色を際立たせる感じがあって、え~っと、かなり大雑把に言うんで逆にちょっと分かり難いかもしれませんが、メルキアデス以降のマルコ・ベルトラミとか、トーマス・ニューマンの独自系とか、のヤング版って感じがする、って言うのかな。インダストリアル派生やウィルソンズでもあった得体の知れない何かが向こうから着実に近づいて来る恐怖感と圧迫感を変に煽らずジックリジワジワ不気味に感じさせる系は面白いし、美メロもあるし、ワイルド?なロックみたいなのもあるし・・・で、普通に良いんじゃないかな。

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サントラは、Notefornoteから限定500枚でCDが出ています。

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