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2021年9月8日水曜日

サントラ「ワンダーウーマン 1984(Wonder Woman 1984)(2020)」

願いを叶える魔法の石を発端にした世界危機にワンダーウーマンが立ち向かう単独シリーズの第2弾。監督は、パティ・ジェンキンス。音楽は、ハンス・ジマー。BVSで掻き鳴らされたテーマがやたら一般受けした?ワンウー。アレは場面を含め格好良いと思うし、確かに聴くと上がる、んだけど、でもこれがワンウーか?って今でも思うんで、正直個人的にはそこまでシックリ来てなかったりするんですが、まぁそれはそれとして音楽。パッと聴いた感じ、3つ?のオリジナル?、前のから引き継いでるのを含んでる?、まぁ兎に角幾つかのモチーフを使いながら、戦闘場面になると例のテーマが加わる形っぽくて、まぁサウンド的な刺々しさやザラザラしたノイジー感はあるんですが、色合い?は陽性寄りで、スティーヴとのロマンスを現す愛のテーマやその他エモーションを高める点にも重きを置いてるんで、全体的な聴き心地はジマーにしてはライトで、80年代辺りのオーケストラルな香りがして、分かり易くドラマティック。アルバムが収録順なのかは確認してないんで分からないんですが、前半の方がライトで明るい感じがあって、後半の方になるといつものジマーっぽくなってく感じ(別に悪いとかではない)。モチーフは映えてるし、例のテーマは鳴るし、燃え&感動はあるし(純ロマンティックなジマーは久々)・・・なんで、聴き所は多いんじゃないかな。

(Amazon/CD)
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TOWER】(CD)
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サントラは、WaterTowerから出てます。CDは2枚組(プレス版とCDR版)。また、本作のモックアップ音源っぽいアルバム↓もデジタルで発売中。

(Amazon/ダウンロード)

【ワンダーウーマン 1984 (4K ULTRA HD&ブルーレイセット)(2枚組)[4K ULTRA HD + Blu-ray]】

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TOWER

2021年5月15日土曜日

サントラ「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ(The World Is Not Enough)(1999)」

イアン・フレミングの原作を基に殺しのライセンスを持つMI6の諜報員の活躍を描いたシリーズの第19弾。監督は、マイケル・アプテッド。音楽は、デヴィッド・アーノルド。確か痛覚が麻痺してる男が敵なやつですよね?コレって。首を折る(又はそう改造した)拷問イスに縛り付けられたボンドとか敵がミサイルか何かに刺さって死ぬとか、はなんとなく覚えてるんですが、面白かったかどうかは覚えてないなぁ、どうだったかなぁ・・・まぁ別にどうでも良いか、うん、で、音楽は代表作が並んでる時期のアーノルドで、アーノルド版007の確か2作目。トゥモロ~はバリー感強め、ダイアナ~はテクノがガンガン、カジノ~はフルオケ路線、慰め~は静&抑、と各作品それぞれ特長や味わいがあって、音楽的な人気が特に薄~いイメージがある慰め~も含め、個人的にはどれもなんかの拍子に聴きたくなるんですが、中でも1番好きだなぁ、ってなるのがコレ。オケもテクノもバリー感もアーノルド感もタップリだし、インパクトのあるアーノルドのオリジナルのモチーフが歌曲になり(名曲)、そのメロはスコア内でも存在感を発揮し、ノーマン作曲&バリー編曲・・・とか今更か、まぁ取り合えず例のテーマ曲もしっかり鳴るし、派手な魅力満載だけど派手じゃない部分もしっかり聴かせてくれるし、ってな具合で、これを聴いて面白くないと言われたら、もう頭を垂れるしかないな、って言う位にスコアとしての面白さがふんだんに感じられる、全くもって期待を裏切らない音楽になってるんじゃないかな、と。

(Amazon/CD)①
Amazon】(CD)②
TOWER】(CD)

サントラは、La‐La Landからフルスコアにオルタネイトやデモなどのボーナスを追加したCD2枚組のアルバムが限定5000枚で出ています。

2020年9月13日日曜日

サントラ「ワイルド・ギースII(Wild Geese II)(1985)」



ダニエル・カーニーの原作を基に危険な依頼を引き受ける傭兵部隊の活躍を描いたシリーズの第2弾。監督は、ピーター・R・ハント。音楽は、ロイ・バッド。前作では戦争アクション風の映画に沿ったイケイケの豪快な音楽を書いていたバッドでしたが、今回は映画自体がスパイスリラーのようなテイストになったため、音楽もそう言う感じに変更。で、出だしでは本作の撮影直前(10日前だったか?)に亡くなったリチャード・バートンへの追悼だったか、説明だったかで、前作のダイジェスト映像みたいなのが流れるんで、そこは前作の豪快な感じを引き継いだ音楽が流れるんですが、その後は本作のテーマ曲となる哀愁の欧州的なメロを軸にしたジャズや当時の空気感を感じられる、今となっては懐かしいサウンドを基調にしたサスペンス・アクションが連続し、何と言うか、大して作品に馴染みがある訳ではないし、音楽も今回ほぼ初見みたいな感じのくせに、やっぱ良いよね、と「やっぱ」と言う文字を使って、あたかも昔から大好きだった音楽をやっと聴く事が出来た、みたいな風にも受け取られそうな感想を言いたくなるような音楽だな、と。まぁ、前作の音楽を好きな人がそのテイストを期待して聴くとあれ?となるかもしれませんが、個人的には十二分に楽しめましたし、今後もそうでしょう。因みに、CDを入手した際には海賊版CDのジャケにもなってるあの絵柄がジャケになってないのは何でだと思ったんですが、CDを取り出すと下にその絵が出てくるんで、その点はご安心を。

(Amazon/CD)
TOWER】(CD)

サントラは、Calderaからシルヴィア・バッドのオーディオ・コメンタリーも収録したCDが出ています(レーベル完売?)。

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↓は、日本版ソフト。詳細は、各自でご確認を。

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TOWER】(DVD)