2022年5月31日火曜日

2022年5月31日Intradaの新譜サントラ(マチネー 土曜の午後はキッスで始まる)・・・

今回は、下記。

【マチネー 土曜の午後はキッスで始まる(MATINEE)(1993)】

キューバ危機のアメリカを舞台に劇場に集った映画監督と観客達を描いたジョー・ダンテ監督の隠れた?名作。音楽は、ジェリー・ゴールドスミス。フルスコアにボーナスを追加。限定生産。
Intrada
TOWER

2022年5月26日木曜日

サントラ「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー(The Haunting of Bly Manor)(2020)」

ヘンリー・ジェイムズの原作を基にしたホラー。音楽は、ザ・ニュートン・ブラザーズ。確かネットフリックスのやつでしたよね・・・って書き始めようと思ったんですが、ジャケ見たらNETFLIXって入ってんじゃん・・・って事でやめます。はい、終わり。で、音楽ですが、ジャケが結構ゾッとするってか怖い感じの絵面だったんで、音楽もジョセフ・ビシャラみたいなダークな不気味押しを想像してたんですが、コレがピアノやストリングスを基調にした感じの、意外と生音感のある、それなりに明瞭なモチーフのある、本編に関して一切情報が無い私なんかが聴くと英国・ミステリー・ドラマ・ホラーの文言が浮かんで来る(順番も大事)ような音楽になってて、もちろんデジタル感やノイズやインダストリアル色や不穏な緊張感みたいのはあるけど、大体は儚げでもの哀しいメロを漂わせての影と陽の間を美しさが行き来するような、そんなスコア群。なんで、まぁ何がなんでも古典的な恐怖描写が聴きたい!って人とかでなければ、そこまで問題は無いんじゃないかな。むしろ私的には、窓口の広そうな音楽、って感じ。

(Amazon/CD)
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TOWER】(CD)

サントラは、Intradaからダウンロードと同内容のCDが出てます。

2022年5月21日土曜日

2022年5月21日Varese Sarabandeの新譜サントラ(推定無罪、ボーン・アイデンティティー、炎の少女チャーリー)・・・

今回は、下記。

【推定無罪(PRESUMED INNOCENT)(1990)】

ハリソン・フォード主演の法廷サスペンス。音楽は、ジョン・ウィリアムス。映画使用版に従来版からの抜粋を追加。限定2500枚。
Varese Sarabande
Varese Sarabande International
TOWER

【ボーン・アイデンティティー(THE BOURNE IDENTITY)(2002)】

マット・デイモン主演のシリーズ第1弾。音楽は、ジョン・パウエル。従来版未収録曲を追加。限定1500枚。
Varese Sarabande
Varese Sarabande International
TOWER

【炎の少女チャーリー(Firestarter)(1984)】

スティーヴン・キングの原作を基にしたホラー。音楽は、タンジェリン・ドリーム。VareseのキングサントラBOXに収録されてましたが、今回は単独で再発。CD・LP共に限定1500枚。発売は7月22日(現地時間)。
Varese Sarabande
Varese Sarabande】(LP)
Varese Sarabande International
Varese Sarabande International】(LP)
TOWER
TOWER】(LP)

2022年5月20日金曜日

サントラ「95(2017)」

1995年のアイスホッケー世界選手権を題材にしたスポコン物のドラマ。監督は、アレクシ・マケラ。音楽は、パヌ・アールティオ。フィンランドが優勝した年で、アールティオって事で、フィンランド・チームに焦点を当ててる映画、なんじゃないかと思うんですが、実際は不明ってか、調べてないんで知りません。でもまぁそうなんじゃないかなぁ、多分。はい。で、音楽ですが、こう言うのって取り敢えずはスポコンっぽい爽やかな感覚があって、そこにそれなりのエモーションへの刺激が感じられれば自然とサムアップになるような、まぁ安直な方程式が私なんかにはあるんですが、コレなんかは思ってたよりハード?な真面目ってか生真面目?さを感じたりしつつ(出だしなんか題材知らずに聴いたらシリアスな海洋活劇みたいなのの戦闘シーン直前とかが思い浮かびそう)も、基本は正にそう言う路線。モチーフは3つ位あって、失意の中から這い上がってく感動や高揚感みたいのやヒロイズム系や儚さとセンチメンタルさの良い感じのバランスのとか、まぁ聴いてるとそれぞれがそれぞれにグッと来る明瞭なモチーフになってて、あとはそれらのモチーフを活用したドラマ描写の数々が続いてくんで、まぁスコアとしては普通に聴き応えがある・・・とか書きながら、なんかアールティオ、現状担当作がどれ位あるのか知らないけど、もっと色々CD出ないかなぁ、とか思ったりしてます。

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サントラは、Quartetから限定300枚でCDが出てます。

2022年5月18日水曜日

サントラ「Super Furball(2018)」

モルモットから超能力を得た少女を描いたファミリー物のSFアドベンチャー。監督は、ヨーナ・テナ。音楽は、パヌ・アールティオ。2021年に続編があったみたいなんである程度人気はあったっぽいんですが、日本だと観れるのか不明なフィンランド?かどっかの作品。なんかGなんちゃら~みたいな題名の、似たようなモルモット題材のヤツがあったような気がしたんですが、あれはベイだったかブラッカイマー関連だったかなぁ?まぁそれがそうだとしてだからなんなんだ?って言われても困るんですが・・・はい。で、音楽はアールティオ。今回はこう言うのにありがちとは言え、やっぱ良い感じに気分が上がるスーパーマン的?なテーマ曲を軸にしながらな80年代陽性ファミリー物のコメディ・アドベンチャーを意識した感じになってて(多分ミステリアスな感じのもモチーフだと思うんでモチーフはテーマ以外にもある)、なんか聴いてると、あ~こう言うのを聴いて育ったのかなぁ、映画音楽に興味を持つキッカケだったりしたのかなぁ、なんて思ったりする、なんか勝手に親近感を覚えてニマニマしちゃう、そんな感じの音楽だったんで、そう言うのがグッと来る人には聴いてもらいたくなるなぁって感じでしたね。

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サントラは、Quartetから限定300枚でCDが出てます。

2022年5月15日日曜日

サントラ「アンチャーテッド(Uncharted)(2022)」

ゲームを基に失踪した兄を探す弟を描いた冒険アクション。監督は、ルーベン・フライシャー。音楽は、ラミン・ジャワディ。思ってたより馬鹿っぽさに寄ってたのが良かったなって思ってるんですが、世間的にはどうだったんでしょうね??あんま話題にならなかったのかな??まぁ不評らしいダ・ヴィンチ・コードの謎解きですら快感を覚える私なんかでも、コレの謎解きはどうかしてるぜって思う位に退屈だったんで、流石にそこはヤバイんじゃないかって思いますが、それ以外は定番の要素を定番かつ普通に普通に、実直にやってく感じだったんで、なんとなく午後ローのノリがイケるなら良いんじゃないかなって思ったりしました。はい。で、音楽はジャワディ。ここではモチーフが複数あるかもですが、軸は陽性の躍動感とヒロイズムを感じるテーマ曲で、コレが何度も顔を出す形。まぁちょっと私の感覚だと冒険物ってより漠然?表層的?な「格好良さ」が主で、そこからアクションや冒険が香る感じに聴こえるのは題材的な期待所流れだと惜しいんですが(スーパーヒーローや戦隊物のモチーフっぽくも聴こえるって言うか)、まぁそれでもある程度の納得感と数回聴けば口ずさめるようなキャッチーさはあるんで、モチーフとしては十分(普通に格好良いし)。あとは場面に合わせての卒ないのが揃ってる感じなんで、取り敢えずテーマがイケるならどうぞって感じ。因みに本編だと確か2箇所?でゲーム版のテーマが流れましたが、このアルバムには入ってないんで、そこはご注意を。

(Amazon/CD)
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TOWER】(CD)

サントラは、Sony ClassicalからCDが出てます。

2022年5月14日土曜日

2022年5月14日Intradaの新譜サントラ(スペースキャンプ、スター・ファイター、砲艦サンパブロ)・・・

今回は、下記。

【スペースキャンプ(SPACECAMP)(1986)】

宇宙からの帰還を描くSFジュブナイル物。音楽は、ジョン・ウィリアムス。フルスコアと従来版にボーナスを追加。CD2枚組。限定生産。
Intrada
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【スター・ファイター(THE LAST STARFIGHTER)(1984)】

アーケードゲームの最高記録保持者の少年が宇宙戦争に参戦するSFジュブナイル物の名作。音楽は、クレイグ・セイファン。廃盤アルバムの再発ですが、マスターを(最良に?)変更。
Intrada
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【砲艦サンパブロ(THE SAND PEBBLES)(1966)】

ロバート・ワイズ監督の歴史ドラマ。音楽は、ジェリー・ゴールドスミス。廃盤アルバムの再発ですが、若干増曲(旧版1曲目Overtureは未収録?)。CD2枚組。
Intrada
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2022年5月9日月曜日

2022年5月9日Quartetの新譜サントラ(セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身、ウディ・アレンのバナナ、氷の微笑)・・・

今回は、下記。

【セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身(SECONDS)(1966)】

ジョン・フランケンハイマー監督のサスペンス。音楽は、ジェリー・ゴールドスミス。最新技術でlalala版の問題を修正しボーナスを追加。CDは限定1000枚。LPは限定500枚。
Quartet】(CD)
Quartet】(LP)
TOWER】(CD)

【ウディ・アレンのバナナ(BANANAS)(1977)】

ウッディ・アレンのコメディ。音楽は、マーヴィン・ハムリッシュ。LP。限定500枚。
Quartet

【氷の微笑(BASIC INSTINCT)(1992)】

ポール・バーホーヴェン監督のサスペンス。音楽は、ジェリーゴールドスミス。廃盤LPの再発。限定500枚。
Quartet

2022年5月7日土曜日

サントラ「ヴァニタスの手記(2021-2022)」

望月淳の原作を基に「ヴァニタスの書」を巡る物語を描いたファンタジー。監督は、板村智幸。音楽は、梶浦由記。なんかもうそんな戦わなくて良いし、真面目感も出さなくて良いからさ、もっと日常のあれこれをやって欲しいんだけどな~、みたいな二次創作的な夢想をしながら観てたんですが、一般的な評判はどうだったんでしょうね?私なんかは楽しかったんで、続きもアニメになってくれると良いなぁって思ってるんですが・・・。はい、で、音楽ですが、梶浦音楽なんで、荘厳とか、オペラティックとか、ゴシックとか、グッと来るメロとか、燃え高揚感とか、はいちいち言う必要無いと思うんで割愛しますが、アルバムを聴いてオッと思ったのは、ヴァンパイアやサーカス感がある題材な割にテンプレ感が薄くて感触はクール、「いつも」の雰囲気系に音色を含め幅を感じる、国柄は漠然と英国とか北欧みたいなイメージでいたけどフランスっぽかった(よく考えればジャンヌだし)って事なんかで、これらがアルバムだと特にカラーを感じられる要素になってる印象。で、モチーフは1曲目から流れる儚げなメロ(テーマ?)とシャルラタンだったかのエキゾ系ボーカル入りのヤツが分かり易い感じで、特に前者はサントラのCMでも流れてた豪勢ワルツ調のと同じだと思うんで、本編をTVで観てた人なら耳に馴染んでるんじゃないかなと。他は、まどマギ新編(新編って言うのが大事)やFSNHFっぽいのがあったりしながら、TVアニメ音楽の鬼門的なイメージがあるコメ日常系も問題ない(むしろ良い)感じで、なんか全体的に気合入ってんなぁ、って口から漏れるような音楽だったって言うのかな。実際どう言う心持ちだったのかは知りませんが、私なんかは力作に感じますね。上質かつ風格のある梶浦音楽絵巻って感じ。普通に好きです。

(Amazon/CD)
Amazon】(CD)←限定特典付き
TOWER】(CD)←メーカー特典付き

サントラは、アニプレックスからCD2枚組のアルバムが出てます。

2022年5月6日金曜日

2022年5月の新譜サントラ・・・

5月発売(予定)の新作サントラを紹介。詳細は判明次第常時更新予定。

【5月11日】

【バブル】

重力の壊れた東京を舞台にした青春SF物。音楽は、澤野弘之

(Amazon/CD)
Amazon】(CD)←限定特典付き
TOWER】(CD)←オリジナル特典付き

【5月27日】

【トップガン:マーヴェリック(Top Gun: Maverick)】

トム・クルーズ&故トニー・スコット監督の代表作の続編。音楽は、ローン・バルフェハロルド・フォルターメイヤーレディ・ガガハンス・ジマー(サントラ記載順)。歌物中心のコンピっぽい?国内版は1曲ボーナス追加。デラックス版はステッカー・ポスター・紙ジャケ仕様。

(Amazon/CD)
Amazon】(CD)←国内・通常版・限定特典付き
Amazon】(CD)←国内・デラックス版・限定特典付き
TOWER】(CD)
TOWER】(CD)←国内・通常版・メーカー特典付き
TOWER】(CD)←国内・デラックス版・メーカー特典付き

2022年5月5日木曜日

サントラ「ザ・ボーイ 〜人形少年の館〜(The Boy)(2016)」

老夫婦が所有する人形の恐怖を描いたホラー。監督は、ウィリアム・ブレント・ベル。音楽は、ベア・マクレアリー。なんでもベビーシッターの女性が依頼で出向いた先にいた、あったのが少年サイズの人形だったらしく、それの世話ととあるルールの厳守を課せられた主人公が、まぁそう言う感じの怖~い状況になっていくって話のようで、私なんかは人形ホラーで新目のだとデッド・サイレンスを思い出しますが、マクレアリー目線だとチャッキーを思い出すような感じもする・・・とかは正直どうでも良いんですが、なんとなく話もそう言うのと似た所があるのかなぁなんて思ったりする、是非深夜のTV枠で観たいなぁ、やってたら観ちゃうなぁって気持ちになる、設定的にはそんな感じの微興味が出る作品。で、音楽はマクレアリー。もうこう言うのは数多くやってる(と思う)んで、私なんかは特に心配も(過度な期待も)しない感じになってるんですが、今回もその流れで言えば想像通り。もの哀しく儚げなテーマを流し、ミステリーな赴き中心に不穏や緊張感を醸し出す、そしてそれっぽい所ではスリリングに鳴らしてく、正にそのまんまな音楽群。ただそんな緊張感は強いんないんで、感触的にはミステリー&ドラマの中にサスペンスやホラーが用意されてるような感じかな。まぁ物足りなさはそれなりにあるけど、安定した出来ではあるんじゃないかなと。

(Amazon/CD)
Amazon】(ダウンロード)
TOWER】(CD)

サントラは、Lakeshoreから出てます。