母親を亡くした少年と父親を描いたドラマ。監督は、ピーター・ホートン。音楽は、ジェームズ・ホーナー。メジャー作品の合間にこう言うのをやってるイメージがあるホーナーですが、元々ホーナーは物語だったかが気に入れば規模関係なくやる姿勢だったらしく、まぁコレは脚本だったかがグローリーでも絡んでるエドワード・ズウィックらしいんで、その繋がりはあるっぽいにせよ、先の話をそのまま受け取れば、コレはホーナー的に惹かれる物があったって事なんでしょう。その物語は、母が死に父親に心を閉ざした少年が母親の写ったフィルムを集め始め~みたいな感じなんだとか。はい。で、音楽はどう言った感じかと言うと、ピアノとストリングスとシンセを基調にした類。曲名的に母親の死に関係すると思われる部分ではシリアスなダークさが出たりもしますが、基本は感傷的過ぎない感触で優しく程よいセンチメンタルさを香らせながらリリカルに展開してく音楽、って趣。感動を大きく呼び覚ましたり煽ったりはしないんで、聴き終えて強く残る物があるかは個々によるでしょうが、でもまぁ、テーマを含め、ホーナーのハートウォームな小品、と言う流れで考えれば妥当なラインの音楽って気がします。
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