元軍人で自動手記人形=代筆業職に就いた少女の成長を描いた京都アニメーション製作のファンタジー。監督は、石立太一。音楽は、エヴァン・コール。まぁ確かに涙は出るんで仕方ないとは思うけど、ここまで異常に泣くで押すとかえって興醒めする要因になったりしないのかな?って心配になっちゃうシリーズの一応の完結編。で、音楽は引き続きエヴァン・コール。TV版の本編はそれぞれ数回観た程度で細かい音楽使いとかが頭に入ってないし、サントラも買ってないから単純に比較出来ない(=自信は無い)んですが、ここでは、TVからのモチーフは断面的に流用し、後半の舞台のエカルテ島(ギルベルト?)に新たなモチーフを付け、後は物語のエモーションを刺激していくスタイル、なのかな?まぁ先に書いたようなヤツが聴くとそんな印象。で、メロを大事に場面とのバランスを大事にしてく音楽は、まぁこの手の音楽としては大分ゴリ押しな感動や定番に寄らず、意外と抑え目に、でもしっかり統一感、ドラマ性、場面描写を感じられる楽曲が揃ってて、ここは本編関係なくスコアとして良い感じ。他も温かみと優しさを常時感じさせながら、個々のドラマと想いを時に明るく時に儚く時に切なく表現してて、すこぶる印象的。まぁ嗜好的にはモチーフとその派生流れで注文はあるんですが、満足度って点ならまぁ十分。本編未見でも楽しめるんじゃないかな。特に欧州的なメロを大事にした音楽が好きならおススメ(タイプライター調?は前半にちょっとだけ)。個人的にはユリスと家族とリュカの所(中でも弟への手紙辺り)は音楽だけで涙腺決壊。あっ、それと話は変わるんですが、持ってるコールサントラはRCやシンフォニックなメタル流れを感じる(実際ラプソディー・オブ・ファイアとか好きらしい)系だけだったんで、TV版放送時に、へぇこんなのもやるんだー、ってちょっと意外に感じたんですよね(←だからなんなんだ)。ジョゼ虎も買ってみようかな。
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サントラは、アニプレックスからCD3枚組のアルバムが出てます。劇場版に加え、外伝とTVモチーフを基にした新曲を収録。
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