2021年6月25日金曜日

サントラ「アオラレ(Unhinged)(2020)」

とんでもない相手にクラクションを鳴らした事で壮絶な状況に追い込まれる母と息子を描いたスリラー。監督は、デリック・ボルテ。音楽は、デヴィッド・バックリー。日本でも社会問題として記憶に新しい「あおり運転」を題材にした1作で、原題はラッセル・クロウ演じるアイツの状態を表してるんだと思いますが、邦題はシンプルだけど日本人が反応し易そうな題名になってて、チープさも含めなかなか良い感じ。で、音楽。ほぼプログラミングに若干生音を加えた編成らしいんですが、まぁ素人じゃどれがどれなのかを正確に掴む事など出来ないんで割愛しますが、ここで聴けるのはインダストリアル的なノイズとフレーズの羅列に+RC感みたいな音楽で、明確なメロなんかは皆無ですが、これがなかなか宜しい。特定のフレーズや特徴的な音色を反復させたり曲毎に加えてあるし(多分モチーフ)、重量感はあるけどさほど重厚じゃないし、起伏も変化もするし、スコアっぽさも普通にあって、全くない訳じゃないけど、なんとなく雰囲気とリズムでそれっぽく場当たり的に聴かせるような、ありがち&単調から来る淡白感も薄目。なんで、インダストリアル系がイケるならどうぞ、って感じ。

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TOWER】(CD)

サントラは、Sol B Musicからデジタル↓で出ています。日本ではRAMBLING RecordsからCD↑が出ています(歌曲は未収録)。

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