海賊船に襲われたマースク・アラバマ号の実話を基にしたクライム・ドラマ。監督は、ポール・グリーングラス。音楽は、ヘンリー・ジャックマン。グリーングラスと言えばジョン・パウエルですが、丁度2013年頃はパウエルの新作が無かった時期で(何かしらやってたんだろうけど)、コレはジャックマンが担当。で、その音楽。場所がソマリアって事でそう言う感じがする楽器を交えてのリズムとフレーズ中心のスリリングなスコアになってて、シンセが一定の厚みを醸し出したりはするけど、音数がそこまでじゃないのと音をシンプルにちょこちょこ組み合わせるのとリズムに変化があるんでよくある単調さは薄く、なんて言うか、ジャックマンって他の実写系だと一番最後の方に他のスコアとは違う遊び系楽曲をぶっこんで来るイメージがあるんですが(リンカーンとかXファジェネとかジョー2・・・もだったっけ?)、コレはその感じが基本ベースになってて、そこにRC的定番が内包されてる、って言うのかな。まぁソマリア感が後半になると弱くなる気がするのと、ジマーのアレみたいなのがあったりするのが、なんだろ、別にそれがただ悪いって訳じゃないんだけど、なんか勿体無さを感じる要素にもなってる気がするんですが、その点を除けばなかなかクールだったし、思ってたより悪くなかったな、と。
(Amazon/CD)
【Amazon】(CD)
【Amazon】(CD)←国内版
【Amazon】(ダウンロード)
【TOWER】(CD)
【TOWER】(CD)←国内版
サントラは、Varese Sarabandeから出ています。
●【キャプテン・フィリップス [Blu-ray]】
(Amazon)
【TOWER】
0 件のコメント:
コメントを投稿