生物に寄生して成長する宇宙生物の恐怖と戦いを描いたSFホラーのシリーズ第3弾。監督は、デヴィッド・フィンチャー。音楽は、エリオット・ゴールデンサール。製作時にごたついてた事でも知られ、ニュートとえ~っと名前忘れたアノ人が死んで話が始まる所からもう嫌と言う人も結構いるみたいなんですが、個人的にはそんなつまんなくはないと思ってる1作。元々は修道院惑星って設定だった気がしますが、それを含め色々残滓を感じられる本編は映画製作の色々を想像する楽しみもあるんじゃないかなぁ、って思ったりもするんですが(まぁ物語とは関係ないけど)。で、音楽はまだデビューしたて頃?だったのかちょっと覚えてませんが、確かデモリションマンと同時期のゴールデンサール。モチーフは優しい系で何度か顔を出しますが、基本はダークで厳かで不安定で不気味で~を前衛要素と共にどうぞって楽曲が多く、1・2・4と比べると地味だし、お世辞にも人に薦め易い類じゃないんですが、エイリアンが出て来る所だったか特定の奇妙な音が小刻みに流れたり、リプリーがゴミ捨て場でレイプされそうになる所のなんて言うんですかアレ?アバギャロック?メタル?みたいな曲があったり(浮くけどインパクトはある)、メタリックで荒々しいアクションがあったり、崇高な美しさを感じさせたり・・・と、別に強烈な視聴意欲が湧く訳じゃないんだけど、聴くと思ってたより没入しちゃう独特の味わい=中毒性?があるんですよね、コレ。まぁ前衛感を出すならもっと一元さんお断り系でも良い気はするけど、そこはエンタメ作としての対面と師事してるらしいココリアーノへの意識の両立を図ってる・・・みたいに補完すればOKかな、と。個人的にはSFホラーって言うよりミステリー系スリラーっぽく聴こえるのも印象的。
【TOWER】(CD)
サントラは、La‐La Landから従来版未収録曲を追加したCD2枚組のアルバムが限定3500枚で出ています。
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