2021年6月2日水曜日

サントラ「ロボコップ3(Robocop 3)(1993)」

近未来のデトロイトを舞台に犯罪と戦うロボコップを描いたSFアクションの第3弾。監督は、フレッド・デッカー。音楽は、ベイジル・ポールデュリス。ロボが空を飛んだり、双子忍者(侍)ロボと戦ったり、あと・・・と、ドラキュリアン監督の良さが出たのかカラッと楽しいエンタメ作になったロボ3。個人的には映画を劇場で初めて観たのが丁度この時期だった(と思う)んで、そう言う意味でまず思い出深いのと、忍者にボコられ指を切られたロボが「お前は警察の財産を破壊した」と言うのが小さい時にツボって、あそこ観ると字幕吹替え関係なく今でも笑っちゃうと言う呪いを得た事でも、結構大事に想ってる1作。で、音楽はポールデュリスが帰還し、例のテーマ曲も高らかに鳴り響き、新たに忍者ロボ(日本?)にもモチーフを付け、レジスタンスを支えるエモメロを含めドラマティックに展開していく骨太なポールデュリスが聴ける形に。1に比べ生音感が強いのか、若干メタル硬質サウンドが弱まり、テーマ&SF的魅力が落ちてる気もしますが、人々の想いを重ねてのドラマ路線的アプローチと考えれば、まぁコレはコレで、って感じに落ち着ける按配なのかもと思うので、ここは聴き手によって、って所(個人的には否寄りだけど)。まぁ、デッカーなんだからブルース・ブロートンでも・・・とか思ったりするんですが、ローゼンマンのスコアを含め色々言われた2(自分は大好きだけど)の後にポールデュリスが帰還するのは当然の選択とも言え、その中でポールデュリスは個性と作品のテイスト変化を反映させた音楽を書いてると思います。うん、やっぱ良いな、コレ。

TOWER】(CD)

サントラは、Varese Sarabandeから従来版未収録曲を追加したCDが限定2000枚で出ています。

【ロボコップ3 [Blu-ray]】

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TOWER

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