2021年4月24日土曜日

サントラ「インクレディブル・ハルク(The Incredible Hulk)(2008)」

実験中の事故でガンマ線を浴び感情の影響で肉体が巨大化するようになった物理学者を描いたSFアクション。監督は、ルイ・レテリエ。音楽は、クレイグ・アームストロング。もうなんか懐かしすら感じて来てるMCUシリーズの第2弾で、ハルクの誕生譚。エドワード・ノートンがハルクを引き継がなかったせいか、ロス将軍を除くとリヴ・タイラーを含めてMCUで本作の主要キャストを見なくなりましたが、ドラマのシーハルクでティム・ロスが出てくるらしいんで、今後はもう少し本作にも存在感が出て来れば良いなぁ、なんて思ったりする、MCUの中でも個人的には地味好きな立ち居地にいる作品。で、音楽はこう言うジャンル、しかもエンタメ大作系は珍しいイメージがある、ってか実際そうだよな、って言うアームストロング。ハルクって見た目も含め万人受けするキャッチーなヒーローかと言うと・・・みたいな微妙なバランスのキャラなんで、その特徴を捉えた系のモチーフは無いんだろうなぁ、とか当時観る前に思ってた記憶があるんですが、アームストロングはそんなハルクに対して、ダークで重く不安定に揺れ動く、でもエネルギッシュで勇ましい納得!なモチーフを付けてて、もうコレがあっただけでガッツポーズなんですが、それに加え儚げなベティ(との愛?)のテーマや何度か出て来るフレーズ(モチーフ?)も組み込んでて、久々に聴きましたが、やっぱパワーと気合を感じるスコアだなぁ、と。と言うか、もっとこう重厚で分厚いサウンドだった気がしたんですが、厚みはあるけどミッチリしては無くって、意外とシンプルだったのは、今回再発見+印象深かったですね。これって今でも米アマCD-Rとダウンロードしかないんですが、ほんっとプレスCDで出して欲しいなぁ。

(Amazon/ダウンロード)
Amazon.com】(CD-R)

サントラは、ダウンロードと米アマゾン製CD‐R2枚組でアルバムが出ています。

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