ワシントン・アーヴィングの短篇集「スケッチ・ブック」の一篇を基に首無し連続殺人事件を捜査する警官を描いたホラー。監督は、ティム・バートン。音楽は、ダニー・エルフマン。映画も良いんですが、バートン&エルフマンでも一際存在感がある、かは人それぞれでしょうが、個人的にはそんな風に思ったりもする音楽の1つで、そう言えばハロウィン月だし、折角だから今聴きたいかなぁ、って思ったんでIntradaが出した4枚組アルバムを購入。そう言えば内容は魅力的だけど価格がネックだったエルフマン&バートンBOXに未収録曲を追加した増曲版が入ってましたが、今回はそれを軽く超える内容で、ディスク1は市販アルバム同様、ディスク2・3でフィルム音源を収録し、ディスク3の途中~4で別バージョンを大量にとまぁ凄い分量。で、フィルム音源とか色々聴き比べたら意外と違うんだなぁって思ったりしたんですが、まぁそこはそことして基本の音楽に関して・・・ってまぁ別に今更言う事も無いんですが、スタイルは結構全うなゴシックとホラー色とパワーがある路線で、バートンとエルフマンって所での独特の奇妙なタッチはあるにはあるけど意外とそこまでじゃ無く、でもそれがかえってエルフマンの力の入りようを感じさせる要因にもなってる音楽、って言うのかな。モチーフはエルフマンでも特に何度も顔を出す感じがあって、不気味・パワフル・暴力的・ミスティ等々、物語の中で表情を変える一因になってる点を含め何処をどうとっても印象的。ダイナミックな鳴らしだけじゃなく抑えた所も良いし、ちょっとエルフマンの定番からズレルような感じがするのも面白い。まぁモチーフが万人受けする魅力系かって言われるとちょっと分からないけど、基本的にスコアファンなら最初から最後まで飽きずにイケルんじゃないかなぁ。うん、そんな感じ。
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サントラは、IntradaからCD4枚組のアルバムが限定生産で出てます。
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