鈴木光司の原作を基に呪いのビデオを観た者達を描いたホラー。監督は、F・ハビエル・グティエレス。音楽は、マシュー・マージソン。言うまでもないリングのハリウッド版。なんとなく色々作られてたような気がしてたんですが、実際はコレが3作目で現時点で最新作との事。多分2までは観たと思うんですが、水の滴るサマラが画面から出て来て急に男の前に移動するアレは1だったかな?まぁ印象はそんな感じなんですが、コレは原作により忠実な話のリブート?的な作品らしいです。で、前はハンス・ジマーだった気がしますが、今回はマージソン。今じゃRCの一員って感じですが、元々ブライアン・タイラーと関係してた事もあってかオーソドックス寄り?なオーケストラル感や生音感も持ち味に持ってる人。今回はどちらかと言うとそのオケ方面が出てる感じで、暗く寂しげなモチーフを軸にホラーって言うよりミステリー前提でアプローチしてるような印象。なんかこう言うのっぽいなぁって言う古いビデオのノイズや再生中に急に画面が乱れて止まるような唐突な音切れなんかを含む不安定で不穏さを醸し出すそれっぽいエレクトリックや定番はもちろんあるんですが、それも不協和音で恐怖心を逆撫でしたり、突発的な大音で驚かすと言うより、もっと物語&状況的な意味合いを感じさせる類。正直無機質効果音系とかだったらキツイかなぁ、とか思ってたんですが、そう言う心配は要らなかったですね。地味だけどモチーフはあるし、何処となく欧州的な古風?枯れ感?みたいなのを感じる所があったりもするのも、個人的にはポイント。
(Amazon/CD)←国内版
【Amazon】(ダウンロード)
【TOWER】(CD)←国内版
サントラは、Paramount Musicから出ています。CDはRamblingから。
●【ザ・リング リバース [Blu-ray]】
(Amazon)
【TOWER】
0 件のコメント:
コメントを投稿