2021年10月10日日曜日

サントラ「ネバダの決闘(Face of a Fugitive)(1959)」

ピーター・ドースンの原作を基に脱獄囚と保安官が手を組み悪党と対峙する西部劇。監督は、ポール・ウェンドコス。音楽は、ジェリー・ゴールドスミス。1959年って事で結構古いなぁって思いながらふと考えたら、ゴールドスミスって確か1930年位の生まれだから、そうするとこれは30いかない位の担当作で、って事は~とちょっと確認してみたら、やっぱ初期作なんですね、コレ。まぁそれ自体はへーって感じなんですが、音楽は正統派ウエスタンとゴールドスミスのフレーバーが良い感じにブレンドされてるような感じで、モチーフだと大らかで小刻み良い如何にも系と哀愁&ストイック系(&弱プリミティヴ?)に存在感があって、前者よりも後者が軸って感じですが、聴いてるとどちらも印象に残るし、本編やこの音楽に馴染みがない私なんかが聴いても、待ってました、って感じになるのは、素人ながらやっぱ感心しちゃうなぁ、と。で、他は物語に合わせて緊張感を出したり、ジェントルにグッと来させたり、アグレッシブに盛り上げたりしてて、まぁ堅実な聴き心地。正直ここぞって何かがあるとかじゃないんですが、それでも、個人的にはゴールドスミスの音楽として100点中65~70点位のラインが持続する感じで、十分でした。音質もそんな悪くないです。

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サントラは、Intradaから限定生産で出てます。

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