2020年5月8日金曜日
サントラ「Prelude To Axanar(2014)(短編)」
惑星連邦とクリンゴン帝国の戦争を描いたスター・トレックの前日譚となるSFアドベンチャー。監督は、クリスチャン・ゴセット。音楽は、アレキサンダー・ボーンスティーン。詳細はよく知りませんが、スタトレの公式な設定にあるらしい話をファンがクラウドファンディングで資金を調達して製作した作品らしく、元々はこの短編の後に長編を製作する予定だったけど、パラマウントとCBSが訴訟を起こした事で長編は駄目になったとか。でも、和解して15分の短編を2本製作する事になったと言う話もあるようです。そう言えば、BEYONDのプロモーション中だったかのJ・J・エイブラムスが訴訟に反対の発言をしたみたいな記事を見た記憶がありますが、アレの事か?で、ボーンスティーンは個人的にお初ですが、クリストファー・レナーツ組らしく、トランスフォーマーの新作アニメ「Transformers: War for Cybertron」も担当する事が決まっているようです。で、音楽は、連邦を捉えるファンファーレから始まり、その後はシリアスな展開を想起させる要素を加味してのサスペンス・アクション系を中心に、僅かに例のフレーズに繋がるようなアクセントやヒロイズムを交えていく物。特に印象的と言う訳でもないですが、今風のSFアクション・スコアって感じの良さはあり、その感じで言えば悪くはありません。まぁ、昔のスタトレをイメージした作品と言う割にレトロなSF感が無いのはどうかと思いますが、でも、うん、戦闘映像を観たら結構アレだったし、製作しているのは「今」なんで、こう言う音楽になるのも別に驚く事ではないかなとも思ったり。
サントラは、クラウドファンディングで出資した人へのリワード=報酬用に製作されたCDがあるようです(一部ショップ販売したかも)。
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