2020年5月10日日曜日

サントラ「バチカンの嵐(Monsignor)(1982)」



第2次大戦後のバチカンを舞台にマフィアと手を組んだ司祭を描いたクライム・ドラマ。監督は、フランク・ペリー。音楽は、ジョン・ウィリアムズ。何か映画は実話が基になっているそうですが、日本だとVHSしか出てないみたいで、未だに本編は未見・・・だと思います、多分。で、音楽はウィリアムズと言う事で昔から知られているようですが、個人的にちゃんと聴くのは今回が初めてなんで、どうなんだろうと思いながら聴いたのですが、正直に言うと思っていたよりも宗教宗教してはいなくて、むしろイタリアン・マフィア的暗黒街のムードを感じさせる流れで宗教色もあるような感じの音楽に聴こえたのが予想と異なっていて面白かったなと。曲的には如何にもウィリアムズと言う堂々とした物になっていると思いますが、トランペット・ソロや荘厳なコーラス、リリカルながらゴムみたいなしなりを感じる躍動感、穏やかなメロ、分かり易いモチーフと言った具合に曲毎に意外とバラエティはあるのに、全体的には変に浮き足立っているように感じる事はなく、どっしりと言うほどではありませんが、地に足の着いた安定感を感じられるのが印象に残りました。時期的に見てもなるほどなと言う感じですが、人気がある音楽だと言うのは聴くとよく分かりますね。何処と無く聴いた後に残る印象は地味だけど聴けば楽しい=聴き応えのある音楽と言う感じかな。あ、そうそう、それとこの頃のウィリアムズの作品群を見てたら思い出したのですが、1981年の「ハートビープス/恋するロボットたち」も聴いた事がないんですよね。確かVareseから限定でCDが出てたと思うのですが、もう廃盤だし。何処か再発しないかな。

(Amazon/CD)
TOWER】(CD)

サントラは、IntradaからLP音源とフィルム音源を収録したCDが限定生産で出ています。因みにLP音源はライオネル・ニューマンのミックスだそうです。

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