画家ポール・セザール・エリューと小説家エミール・ゾラを描いたドラマ。監督は、ダニエル・トンプソン。音楽は、エリック・ヌヴー。なんでこう思うようになったのか分からないんですが、殆ど聴いた事が無いくせになぜか室内音楽的な音楽を書く人、みたいなイメージが先行する人だったりするのがこのヌヴー(パスカル・ゲーニュもそう)。まぁ、で、今回もそうなんだろうなぁ、って勝手に思ってたんですが、実際聴いてみるとコレが全然違くて、むしろスタイルはオーソドックス。モチーフは2つで、テーマっぽいのはどちらかと言うとフレーズの繰り返し系なんですが芸術的な薄暗さも漂わせるヤつで、もう1つはセザールとゾラの友情や古き良き思い出なんか回想するようなエモメロ系。モチーフはまだあるかもしれませんが、軸になってるのはこれらで、どちらも普通に印象的。で、他はまぁ簡単に言うと、ドラマを真摯に描写する形。なんで、全体的に欧州スコアが好きならドンピシャ路線?なんじゃないかな、と。個人的にはデスプラやジグマンのテラビシアみたいな風味を所々で感じられる気がしたのがポイントだったりもしました。
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サントラは、Quartetから出てます。
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