2022年1月9日日曜日

サントラ「生きてこそ(Alive)(1993)」


実話を基にアンデス山中に墜落した旅客機の生存者達が辿る物語を描いたドラマ。監督は、フランク・マーシャル。音楽は、ジェームズ・ニュートン=ハワード。なんでも生存者の大半はラグビー部員、生きるため人肉を食べ、生還後好奇の目に晒され・・・って、なんかこの間聴いたフリードのヤツに似てるような?って思ったんですが、軽く調べたら、多分、同じ題材っぽいです。まぁそれはそれとして音楽なんですが、これが意外とスペクタクル感や緊迫感なんかは少なめで、方向性としてはドラマ寄りって感じ。モチーフは複数っぽいですが、軸的には1つか2つで、出だしの予告編曲なのかな?でも流れる山々のスケール感とかなんかそう言うのを表してる感じのフレーズ系とリリカルな淡さに儚さと哀が滲む感じのメロ系がそれらで、他はそれぞれ何度か聴いてると分かるかな?レベル&顔出しも僅か、なんでメロその物は比較的キャッチーかも知れないけど、モチーフとしての存在感はイマイチ。とは言え、全体的に何箇所かのスリリングなヤツが結構オーソドックスだったり、時よりアンデス意識っぽいプリミティヴ風味があったり、軸モチーフが印象的だったりするんで、個人的には今のJNHより素直に良いなって思える音楽だったかな、と。あっ、それと、軸以外モチーフっぽいのの1つが平成ゴジラの対モスラのモスラの歌の最後の方ってこんな感じじゃなかったっけ?って思う系で、なんか、おー、って思ったりしました。まぁ実際どうだったかは覚えてませんが。

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サントラは、Intradaからフルスコアに従来版とボーナスを追加したCD2枚組のアルバムが限定生産で出てます。

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