2020年12月6日日曜日

サントラ「真昼の死闘(Two Mules for Sister Sara)(1970)」

フランス占領下のメキシコを舞台に凄腕のガンマンと尼僧の珍道中を描いたロマンティックな西部劇。監督は、ドン・シーゲル。音楽は、エンニオ・モリコーネ。シーゲルは大好きなんですが、コレが個人的にはどの程度人気があるのか、シーゲル作としての評判・評価はどうなのか、とかはよく知らなくって、本編も昔2回ほど観た記憶がある程度(もっと観たか?)。で、記憶を辿って本作で覚えている事と言えば、野営してるシーンと音楽面白!って思った事で、当然それからサントラが欲しいなと思ってはいたんですが、なんでか中々めぐり合う機会が無くって・・・と言うか単純に他のタイトルに手を出してたから買う機会が無かっただけなんですが、兎に角アルバムは持って無くって、でも今回lalalaが増曲版をリリースし、しかもモリコーネの死が重なった事もあって、追悼の意味も含めてそれを購入。で、その音楽なんですが、もう一気に記憶が呼び起こされると言うか、いや別に本編の記憶が呼び起こされた訳じゃなく、音楽に興奮した記憶が蘇って来たと言う事なんですが、奇妙で何処な抜けてるのになぜか格好良いフーテンみたいなテーマ曲は当然としても、信仰感と儚さが優しい感じの尼僧のモチーフが他の人ならもっと宗教宗教しそうなのに、そうはならず、あくまで尼僧なんだ、と納得出来る按配になってるのが印象的で、これらのモチーフを組み込んで、弦楽器をスリリングに鳴らしたり、敵側をダークで不穏に・・・等々とまぁ当たり前ですが、素人目でも一発でモリコーネだと分かる位の個性、だけじゃない音楽になってるのが良いなぁ、と。他にも色々思う所はありますが、まぁ、うん、おススメ。

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サントラは、La‐La Landからフルスコアと従来版を収録したCD2枚組のアルバムが限定3000枚で出ています。



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↓は、「真昼の死闘」と「天国の日々」のカップリング版。

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↓は、日本版ソフト。詳細は、各自でご確認を。

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