ブラム・ストーカーの原作を基にヴァン・ヘルシング家とドラキュラ伯爵の世紀を跨ぐ戦いを描いたホラー。監督は、ジョニー・キャンベル(1話)、デイモン・トーマス(2話)、ポール・マクキガン(3話)。音楽は、デヴィッド・アーノルドとマイケル・プライス。本編は全3話で各90分前後らしいんですが、英国ではTV放送してたんで、なら日本でもやるんだろうなと高を括ってたら、英国以外はNetflixの配信だけで・・・って、うん、まぁ、だったらいい加減ネトフリ入れよって話なんですが、どうも気が乗らないんですよねぇ。なんて言うか、観れてないのが既に沢山あるから逆に加入意欲が削がれてると言うか・・・。で、シャーロックのマーク・ゲティスとスティーヴン・モファットがプロデューサー兼脚本をみたいなんで、その繋がりもあってか音楽はアーノルドとプライスが題材らしい緊張感とミステリアスさと不穏さとドラマティックさのある音楽を書いてるんですが、思ってたよりもゴシックゴシックしてなかったのが想像と違ってちょっと意外だったな、と。とは言え、所謂ダイナミックな鳴らし、盛り上げ、と言った重厚かつパワフルな方面だけじゃなくって、静かな部分も色々変化して退屈させず、モチーフも忍ばせていく安心構成なんで、特に言う事は無し。モチーフだと儚げなミナのモチーフが特に存在感がある感じですが、タイトル曲のズンズンズン迫るような圧迫感と緊張感を強いるフレーズ+ミスティなメロ(作品のテーマ?)やモンスター風味?+野太いフレーズ(ドラキュラのテーマ?/ゴールドスミスのグリードを思い出す)なんかも印象的で、端的に言って聴き応えのあるスコアだと思います。
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サントラは、Silva Screenから出ています。
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