ルース・レンデルの短編小説を基にしたドラマ。監督は、フランソワ・オゾン。音楽は、フィリップ・ロンビ。親友女性を亡くした主人公が親友宅を訪ねると、そこには娘をあやす女装姿の親友の夫がいて・・・と言う話なんですが、そんな作品にロンビは、まぁいつもの事と言えばそうなんですが、その様相を窺い知るのにピッタリな情感豊かな音楽を書いてて、別に平均位の出来みたいな意味じゃないんですが、ロンビの確かな安定感を感じられる、コレはそんな1作って感じ。全体的にミステリアスで妖しい感じではあるんですが、妖艶な方向性ではなくって、テーマ曲は少しメランリックですが、それも決して大人な色気ではなく、奥深いけれど、感触=タッチは繊細。で、これと主人公ローラのモチーフ(美しさともの哀しい按配が絶妙)を軸にした構成で、ジェントルに流麗に奏でたり、サックスを加えてメローにジャジーな感覚を取り入れたり、舞踏会っぽい躍動感が出たり、感傷的に聴かせたり、と、まぁロンビ&オゾンなんで、みたいな言葉をそのまま当てはめれば良いような音楽にはなってるんじゃないかな、と。個人的には満足満足。
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サントラは、Cristal Recordsから出ています。
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