2021年1月22日金曜日

サントラ「白銀に燃えて(Iron Will)(1994)」

実話を基に過酷な犬ぞりクロスカントリーレースに挑戦した少年を描いたファミリー物のアドベンチャー。監督は、チャールズ・ヘイド。音楽は、ジョエル・マクニーリー。個人的にマクニーリーはヴァイラスとかソルジャーの人なんで、前評判の高さは知りながらも実は意外と馴染みが薄かった1作。で、確かスクワントとかティンカー・ベルとかみたいな路線だったよなぁ、と言う感じで聴き始め、別に心配してた訳じゃないんですが、その音楽は、ディズニーらしい感触は前提に、明快なモチーフを据えた王道な物で、いつも通りウィリアムズやホーナーっぽい所はあるけど、OPの小刻みな躍動感から大らかなテーマ曲が流れ~で完全にマクニーリーの人気作と言う所に合点が行き、後はもう只身を任せるだけ(視聴が楽)・・・なのと、ブルース・ブロートンっぽさが結構あったのが、個人的には印象的だったな、と。で、そのブロートンっぽさを感じる理由の1つであるテーマ曲が音楽の軸として存在感を放ってるんですが、メロ自体が思ってたより出張って来ないと言うか、個人的には70点前後って感じのモチーフなんだけど、でもそれを、活用、する事でそれ以上の物に昇華させてる、って言うのかな。まぁ、うん、そう言う所が凄くグッと来るスコアだなぁ、と。御見それしました。

TOWER】(CD)

サントラは、Intradaから従来版未収録曲を追加したアルバムが限定生産で出ています。

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