1匹の小猿の目線からアマゾンの生態系とドラマを描き出していくドキュメンタリー風?のアドベンチャー。監督は、ティエリー・ラコベール。音楽は、ブリュノ・クーレ。小猿の冒険を描く映画とは言え、ドキュメンタリー感もある作品で、しかもクーレ、ストリングスでスリリングな緊張感や不穏な感覚を加えたりはするけど、基本はアドベンチャーを高揚感と共に描写すると言う方向性には行かず、神秘的な感覚を感じさせる細やかな音色やコーラスを組み合わせて繊細かつチャーミングで幻想的な空気感を構築し、雰囲気的な綺麗さと音色の断片の連なりによるメロ的?綺麗さを中心にドラマを支えていく音楽が主軸。細やかに音を重ねるこのスタイルはトーマス・ニューマンなんかに通じる所があるような気もしますが、クーレの方が繊細と言うか、触ったら壊れてしまいそうな脆さや儚さがあって、何処となくヒーリング的に聴こえるのも印象的かなと。
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サントラは、Naiveから出ています。
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