2020年3月12日木曜日
サントラ「ビューティフル・デイ(You Were Never Really Here)(2017)」
政治家の娘の救出を依頼された元軍人の男を描いたクライム・ミステリー。監督は、リン・ラムジー。音楽は、ジョニー・グリーンウッド。同時期の「ファントム・スレッド」では持ち味の現代音楽的難解さ・抽象さを美しいメロディラインとミステリアスなムードに溶け込ませて、アカデミー賞等の映画賞で数多く取り上げられていましたが、本作は現代音楽から派生する不協和音や単一の音の羅列・反復などによる無調系統の音楽が中心。で、アルバムの内3曲ではエレクトリック(テクノ/ダンス・ミュージック/プログレ)な楽曲もありますが、基本的にはダークでミステリアスな空気感に先の要素やリズムを曲毎に交えての、重苦しさはあれど、決してサウンド的にはヘビーになり過ぎない、何処か室内音楽感もある(のがこの人っぽい)物で、元々万人受けするような音楽を書く人では無いので、おススメし易いかと言うと微妙ですが、FTと同時期な事もあり、他と比べれば取っ付き易さがある気はしますし、もの哀しさや手拍子?やボーカルと言ったアクセントもそこそこ印象的(8曲目でコンポがバグッたかと思って焦ったけど)。
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サントラは、Lakeshoreから出ています。
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