2020年3月8日日曜日
サントラ「かげろう(Les Égarés)(2003)」
第2次大戦時を舞台に避難した森の中で共同生活を始める子連れの未亡人と青年を描いたドラマ。監督は、アンドレ・テシネ。音楽は、フィリップ・サルド。叙情的なメロディを持ち、アコーディオンやヴァイオリンが感傷的に響き、少し夢見心地な素朴で優しい雰囲気を漂わせ、一部のサスペンスやジェントルさに懐かしいサルドを感じさせる、そんな上品な音楽・・・と言う、語彙力が無いとこんな表層的な事しか言えない感じになりますが、物思いにふけると言うのか、内向的と言うか、哲学臭がすると言うのか、小難しさがあると言うのか、兎に角、単に美しく情感豊かな面がストレートに現れていると言うよりも、もっと内心の細やかな揺れ動きを感じさせる(ような気がする)のがサルドっぽく感じます。アルバムは全体で25分程度ですが、サルドが好きなら問題無し。エモーショナルな良いスコアが揃っています。因みに、4・6・10曲目はジャンヌ・モローとの共作みたいに表記されてます。
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【TOWER】(CD)
サントラは、Universal Franceから出ています(レーベル完売)。また、同じくUFから出ているアンドレ・テシネ作品集↓には本作から3曲が収録されています(レーベル完売?)。
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↓は、日本版ソフト。詳細は、各自でご確認を。
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