プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアの息子を描いたSFドラマ。音楽は、ジェフ・ルッソ。ファーゴやスタトレのディスカバリーやピカードなんかの人ですが、ここで聴かせるのは、何とも真っ当なエレクトリック路線のスコア。しかもTV系にありがちな悪い意味でのチープさをほぼ感じさせない、なんて言うか、高品質のエレクトロ音楽、みたいな事を言いたくなるサウンドを持った物になってて、今時のタッチもあるっちゃあるんですが、基本的には、印象的なメロを反復で聴かせたり、本編観てないし設定とか知らないんでアレですが、多分テレパシー的な所もあるんじゃないかなと言う感じで色々な囁き声が入ってたり、急に音が途切れ別の展開をしたり、終末的な殺伐感+ある種の神々しさがあったり、時間が巻き戻るみたいなタッチがあったり、かと思ったら弦楽器を加えて生音も印象に残す躍動的な楽曲があったり・・・とアイディアや変化のある楽曲で構成されてて、クリフ・マルティネス+ジョン・マーフィー+テネット(ルートヴィッヒ・ヨーランソン)と言うと乱暴かもしれませんが、予想の遥か上を行く聴き応え。正直、安く買えたからついつい手に取ったけどアローなんかのつまらない系楽曲だったらどうしよー、とか思ってたんですが、これはアルバムで70分を超えてるんですが、全然問題なし。なんで、先に挙げた作曲家や方向性にアンテナが反応する人ならどうぞ、って感じ。
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サントラは、Lakeshoreから出ています。
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