2020年11月16日月曜日

サントラ「リーインカーネーション(The Reincarnation of Peter Proud)(1975)」

輪廻転生を題材に殺される夢を見る大学教授の恐怖を描いたスリラー。監督は、J・リー・トンプソン。音楽は、ジェリー・ゴールドスミス。本編も音楽も多分1度も触れた事が無いと思うんですが、日本だとVHS以降、ブルーレイはおろかDVDも出てないらしく、だとしたら今後も観る機会は中々無さそう・・・なんですが、音楽はIntradaがCDをリリースしてくれた事で、遂に公式に聴く事が出来るようになった訳で、今回はそれを購入。現存する音源の関係で音質があまり良くないと言う話だったんで結構覚悟してたんですが、思ってたよりも全然良くって、確かにベストではないだろうし、気になる部分は少なからずあるけど、コレまでの経緯を考えれば十分許容範囲。マスターはステレオとモノラルを使い、モノラルを擬似ステレオ化?し、全体をステレオで聴けるようにしてるのもコレに限っては良い選択だったんじゃないかな、と。で、その音楽はまぁなんでこんな耳に残るんだろうかと疑問に思うようなテーマ曲がある時点で、あ、どうも、と言う感じなんですが、個人的にはプログラミング系統の音色に、ヴァンゲリス感=ブレラン感みたいなのを感じられたのが、思いがけない新鮮さに繋がってて良かったなと思ってて、あと、題材的にスリリングなイメージを想像してたんですが、不穏でミステリアスではあるんだけど、思ってたより恐怖を逆撫でするような感じでは無くって、なんて言うか、サイケなトリップ感があると言うのかな、なんかそんな不思議な感覚があるのも印象に残りました。当時の近未来SF感+屋敷ホラーみたいに感じる部分もあるし、テーマ曲の儚げで美しい旋律の奥深さや他の要素も含め、作品に触れた事が無い私なんかが聴いても十ニ分以上に楽しめるんで、ファンから人気があるのもよく分かります。それと、音楽とは全然関係無いんですが、本編を観ていない私なんかがジャケを見ると、すげー筋肉質な大学教授だな、とか思ったりするんですが、この人が主役、なんですよね?体育会系の先生とかなのかな?単に鍛えてるだけか?何か意味があるのかな?転生前に殺された名残で体を鍛えるようになってる、みたいな。

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サントラは、Intradaから限定生産でCDが出ています。

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↓は、海外版ソフト。詳細は、各自でご確認を。

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