ユダヤ人のアルフレド・ドレフュスがスパイ容疑で逮捕されたドレフュス事件を題材にした歴史ドラマ。監督は、ロマン・ポランスキー。音楽は、アレクサンドル・デスプラ。カンヌかなんかで賞は取ったけど、ポランスキーに新たなレイプ疑惑があったとかで色々問題になり世界的に?公開中止になった作品、だったような気がするんですが、海外だとソフトが出てるんで、日本でも観れるのかなって思ったら、調べた限りは見つかりませんでした。はい。で、音楽は、GWからだったかは忘れましたが、取り敢えずポランスキーとは長い付き合いのデスプラ。題材が題材な事もあってかストリングスなんかでの流麗なメロディなんかはいつもより弱めってか、限定的ってか、どちらかと言うと裏の方で支える用に流れてる感じで、基本はフレーズとリズムを組み合わせてのダークな重厚感や不穏で危険な感覚の醸し出してく路線。ただリズム面はミニマルだけど色々変化するんで単調な感じはしないかな。まぁメロディアスじゃないから思わず口ずさんじゃうみたいなのはないけど、でもなんとくフレーズ的には口ずさめるし(まぁリズムだし)、過去作の風味を含め如何にもデスプラな味わいは十分あるし(ベンジャミンっぽいのが懐かしかった)、なんか1曲目がエルフマンのウルフマンのOPのデスプラ版みた~いって思えたりしたのがポイント&面白かったりしたんで、まぁ流石のクオリティって言うか、個人的にはうんうんと頷きながら楽しみました。
追記(2022年5月1日):日本公開が6月に決定し邦題が付いたみたいです。
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サントラは、フランスのWARNER Classicから出てます。
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