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乗せたら最期。
《運命》不明、死のドライブが始まる。
今年の始めに、ニューマスター版で35年振りにリバイバル上映されことも記憶に新しい『ヒッチャー』。見知らぬ男を車に乗せた事から始まる恐怖の追跡劇は、公開当時アメリカ全土に“恐怖のヒッチハイカー"というトラウマを植え付けた。シンプルなストーリーながら、「ヒッチコックの要素を昇華している」とも評される展開が異様な緊張感を持続されると共に、ド派手なアクションの連続で、観る者に恐怖と興奮を与えた。監督は、本作が一作目となったロバート・ハーモン。主演は、『ブレードランナー』で注目を集めたルトガー・ハウアー。そして音楽を担当するのは、マーク・アイシャム。シンセサイザーと管楽器のスリリングなスコアが、緊張感を高める。
長らく『ヒッチャー』のサントラ盤は、入手困難であったが、この度、ジャケットも新たに再発となった本作は、ファン待望の一枚になること間違いなし。
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