ギョーム・ローランの小説を基に体を捜す切断された「手」を描いたファンタジー。監督は、ジェレミー・クラパン。音楽は、ダン・レヴィ。ジャン・レノのヤツなんかを含めスコアはやって来てたらしいフランスのポップ・デュオ「ザ・ドー」の1人で、個人的には馴染みが無かったんで、コレなんかも特に注目はしてなかったんですが、偶々サンプルを聴いたら、取っ付き易いモチーフがある?レトロ感のあるプログラミングが聴けそう、って思ったんで購入、そしたら・・・正にそんな感じだった、って言う1作。まぁ、もう特に書く事も無いんですが、モチーフは寂しげで哀しみが滲む系で、顔出しもちょこちょこする印象的な物。で、エレクトリック面はレトロと今風、両方ある感じで、ちょっと輪郭のボケたサウンドの残響的なノイズや奥域が目立つからか、何処となくSFやファンタジー流れの宇宙と言うか夜空と言うか、みたいな薄暗さがある感じも。アルバムだと若干SEや台詞が入ってるのが邪魔だったりするんですが、スコアとしては問題なく、ちょっとサウンドにチープさを纏わせたRCやダフト・パンクのトロン・レガシーなんかを思い出すような部分もあるし、最初~最後まで退屈しなかったんで、個人的には、ROBみたいにこの人ももっとスコアやれば良いのに、って思っちゃう、そんな感じの音楽だったかな、と。
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サントラは、Lakeshoreから出てます。
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