デヴィッド・ボルトンの原案を基に1994年に起こったルワンダ虐殺を描いた歴史ドラマ。監督は、マイケル・ケイトン=ジョーンズ。音楽は、ダリオ・マリアネッリ。どっちかって言うと映画だとホテル・ルワンダの方がメジャーなのかなって思ったりもしますが、個人的にこの題材の映画でパッと浮かんで来るのはコレで、音楽はプライドと偏見辺りのマリアネッリ。遣る瀬無い話なんで音楽にもその影響は普通にある感じですが、方向性としては、アフリカンなボーカルで地域感を添付し、不安げで不穏なニュアンスを滲ませていく定番路線。ただ、虐殺の恐怖や緊張感を煽るような側面は意外と薄く、もっとこう人間ドラマっぽい音楽になってて、哀しさと不安感を入り混じる中に薄っすらと美と言うか希望と言うかみたいな感覚もあるけど、基本は話を実直に支えるような方向性。なんで地味と言えば地味、でもドラマティックな感覚は普通にある、って言う、なんて言うかな、エンタメし過ぎないバランスを意識してる?って感じもするかな、と。因みにオーケストレーションはベンジャミン・ウォルフィッシュもやってます。
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