2020年8月9日日曜日
サントラ「プレスリーVSミイラ男(Bubba Ho-Tep)(2002)」
ジョー・R・ランズデールの原作を基に実は生きていたエルヴィス・プレスリーが入所している老人ホームで復活したミイラ男と戦いを繰り広げるホラー。監督は、ドン・コスカレリ。音楽は、ブライアン・タイラー。ブルース・キャンベルのプレスリーが似てはいるんだけど、でもなんか違うんだよなと言うバランス・・・なのか、まぁ取り敢えずよく分かんないんだけど何か良い、と思った記憶がありますが、音楽はまだデビュー間もない頃のタイラーで、ホラー要素はちょくちょくあるんですが、ミイラ!と言う所から想像出来るエジプト的なああ言う感じの地域感は薄く(と言うか殆どない)、逆にテーマ曲を含めカントリーやプレスリーを意識した楽曲が多い感じなのが特徴的。で、初めて聴いた時は元々の予想とは違ったんで、アメリカ南部の哀愁やロードムービー的な景色が浮かんで来るような音楽、みたいな認識に切り替えて聴くようにしたなぁ、と久々に聴いて思い出したりしたんですが、まぁそう言う思い出云々とか関係なく本作が良いなと思うのは、やっぱテーマ曲が至る所で顔を出す音楽になってるから。まぁテーマ意外はあまりパッとしない(悪い訳ではない)し、派手なアクションやタイラーの鳴らしみたいな側面も弱いんで、過度な期待は禁物ですが、楽器編成の小ささ(多分)もあってか音に分厚さがない分、音圧の中にメロや要素が埋もれてしまって、最終的にリズムや雰囲気でのゴリ押しっぽくならないのは好感が持てるし、こう言う系統はタイラーの中でも珍しいんじゃないかなと(勿論作品にはよるけど)。
(Amazon/CD)
サントラは、確か映画の公式サイト限定販売でA Silver Sphereと言うレーベルから直筆サイン入りのCDが出ています(レーベル完売?)。で、そのCDの売れ残り分か何かをコスカレリ作品のライセンスを取得していると言うサイト【Phacorty】で今も販売中。
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↓は、日本版ソフト。詳細は、各自でご確認を。
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↓は、パンフ。
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