2020年8月2日日曜日

サントラ「ガガーリン 世界を変えた108分(Gagarin: First in Space)(2013)」



1961年にボストーク1号に単身搭乗し人類初の有人宇宙飛行を達成したユーリイ・アレクセーエヴィチ・ガガーリンを描いたドラマ。監督は、パヴェル・パルホメンコ。音楽は、ジョージ・カリス。ガガーリンが偉業を達成するまでを描く作品で、ロシアでこの題材をわざわざ映画化するんだから、エモーションを奮い立たせるような作品作りになるのは想像に難しくなく、まぁ、実際に本編がどうなのかと言うのは観た人によって色々違うのは当然としても、こと音楽に関して言えば大体似たような範囲の意見に収まるんじゃないかと思えるような、もうド直球にドラマティックな物に。まぁ、とは言え、個人的には、流石にこれは大袈裟過ぎなんじゃないかと言う気もするんですが、もう夢に想いを馳せるような感傷的なメロを含む幾つかのモチーフを所々で加えながらの音楽は、伝記ドラマと言うより冒険物って言った方がシックリ来る感じすらある迫力と起伏に満ちていて、ドラマ系のノスタルジーな躍動感やそう言う方面の楽曲もありますが、基本的にはガガーリンが直面する試練・葛藤を、RCなんかの今風な弦の刻み、崇高なボーカルやコーラス、印象的なメロ、ドラマの緊張感・高揚感、等々・・・と言った感じで、うん、やっぱMMSが取り上げてる事はあるなぁ、と言う感じ。因みに、タイトルの英語表記はサントラの表記に沿ってますが、原題は「Gagarin. Pervyy v kosmose」です。

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サントラは、Moviescore Mediaから出ています(CDはレーベル完売?)。

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↓は、日本版ソフト。詳細は、各自でご確認を。

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