2020年4月5日日曜日
サントラ「ウォーム・ボディーズ(Warm Bodies)(2013)」
アイザック・マリオンの原作を基にしたホラー・コメディ。監督は、ジョナサン・レヴィ。音楽は、マルコ・ベルトラミとバック・サンダース。人間の女性に恋をした青年ゾンビ君と言う所から大体の人が想像すると思いますが、音楽にもそこを感じさせる青春チックな風合いがちゃんと添付してあって、ライトでアコースティックな空気感やポップなリズムを含んでの軽妙さなんかはティーン寄り青春物(又はチャーミングさのある日常系)のそれで、今だとロブ・シモンセン辺りにありそうなタッチと言えば遠からずと言う感じでしょうか。で、ホラー的な不穏さや緊張感の醸し出しは当然として、青春チックな部分も卒なくやっているこの手堅さにベルトラミっぽさを感じたりもしますが、そこよりも本作で個人的にオッと思ったのが、「3時10分、決断のとき」を思い起こさせる枯れ系のサウンド、つまり西部劇の流れを感じられる楽曲がある事で、これがゾンビ&ホラー&青春と言うジャンルでは得られない分かり易いケレン味を生んでいて、実に良い聴き心地に繋がっているなと。コレでモチーフがもっと印象的だったリすれば尚良かったと思いますが、そこはイマイチで、でも、まぁ、この題材で、これなら、十分許容範囲だと思います。
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サントラは、Red Riverから出ています。
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