2020年4月26日日曜日

サントラ「大地震(Earthquake)(1974)」



マリオ・プーゾの原作を基に大地震に襲われたロサンゼルスを舞台にしたパニック物のアクション。監督は、マーク・ロブソン。音楽は、ジョン・ウィリアムズ。IMDBによると本作のアメリカ公開日が11月15日で、「タワーリング・インフェルノ」が12月19日(16日はプレミア)らしく、そうするとウィリアムズが先に仕上げたのはどっちだったんだろうと思ったりするのですが(lalalaのナンバリングからこっちが後なのかなと推測したり)、それがなぜかと言えば、本作のテーマがタワインで軸となる2本の愛のテーマの片割れに酷似するから。本当によく似ているので、同時期に同ジャンルに似たような要素にメロを付けるとなるとやっぱり難しいのかなと思ったり、時間を節約したのかなと思ったり、別の意味合いがあるのかなと思ったり・・・と色々考える要素になっていて、これはこれで良いのですが、でも本当に似てますよね。久々に聴いたら何か笑っちゃいました。でも最初とか聴くと勇ましさや骨太な感じと言った違いもあって、悪く言えばカバーにも聴こえそうだけど、個人的にはまぁ、この場合どっちが最初なのかは知りませんが、取り敢えず印象が異なる物になっているのは流石だなと。で、ここ以外はイージーなムードやジャズ、ボッサ系にも比重があり、「こんな作品だったっけ?」と思うのも本作の特徴ですが、この路線はヘンリー・マンシーニの名残を感じられる所なのと、こことの相互性を考えてなのかパニック系の描写もタワイン何かと比べればまろやかになっているのが、本編の違い、ひいては音楽の方向性の違いを想像させたりもして面白く、全体的にタワインの強烈なインパクトとは違いますが、これはこれで好きですね、改めてそう思いました。

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サントラは、La‐La Landから「ポセイドン・アドベンチャー」と「タワーリング・インフェルノ」と共に収録したDISASTER MOVIE SOUNDTRACK COLLECTIONと言う限定5000枚のBOX↑に本編使用音源を追加したアルバムが入っています(単品発売無し)。

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↓は、日本版ソフト。詳細は、各自でご確認を。

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