2020年4月13日月曜日

2020年4月11日『小松左京音楽祭』CD発売・・・

(Amazon/CD)
TOWER】(CD)

オーケストラとプログレサウンドの融合!
3つの「日本沈没」を復活させた高音質CD「小松左京音楽祭」が完成!
装丁、選曲に樋口真嗣監督が関わり、トリプティーク、金属恵比須が初共演!

■ジャケットデザインや選曲まで樋口真嗣監督が関わった充実のCD完成!
CDは、樋口真嗣監督が「私の悲願でもある」と熱望したTV版「日本沈没」の復元演奏を含む小松左京原作による映像音楽を特集した奇跡の音楽祭を収録してます。
大迫力のオーケストラサウンドで描かれる災害の恐ろしさ、自然の厳しさ。どんな危機に瀕してもあきらめない人類の強い意志を、愛と希望のメロディーで音楽化しています。
愛のため、家族のために生きるものたちを勇気づけた音楽。それら今聴いても色褪せることないオーケストラ作品が復活!音楽の力で明日への夢と希望を!!!

■CDについて
小学2年で「日本沈没」を観て人生が変わってしまったという樋口真嗣監督を中心に、小松左京の元マネージャー乙部順子、映画監督の樋口尚文、音楽プロデューサーの西耕一が結集!
日本が世界に誇るSF作家 小松左京の生誕88を記念して行われた奇跡の音楽祭!
ラジオ、テレビ、映画、3つの「日本沈没」を彩ったサウンドが復活!
松井慶太指揮のオーケストラ・トリプティークとプログレバンド金属恵比須の初コラボとしても注目を集めました。
CDジャケットは、生頼範義の原画を使った樋口真嗣による装丁!
小松左京の作曲による幻の合唱曲や、小松左京所有のヴィオラの演奏録音も収録!
伊福部昭が選定したメイソン&ハムリンのピアノを使ったこだわりのサウンドも高音質で収録!
小松左京の破格の想像力を原作として生まれたサウンドの数々を爆音で存分に味わおう!

■ラジオ、テレビ、映画、3つの「日本沈没」を彩ったサウンドが甦った!
1964年から9年かけて執筆された『日本沈没』。1973年に刊行され、大ブームとなりました。
同年10月からラジオドラマが放送され、年末に映画公開、翌年にはテレビシリーズに展開されました。
大迫力のオーケストラサウンドが災害の恐ろしさ、自然の厳しさを描きます。しかし、危機に瀕してもあきらめない人類を、愛と希望のメロディーが歌い、支えます。
愛のため、家族のために生きるものたちを勇気づけた音楽です。それらは、今聴いても色褪せることなく、心に響き渡ります。これらを作った作曲家は、日本映画界に欠かせない作曲家たちが佐藤勝、田中正史、広瀬健次郎です。

■作曲家の特徴について
グルーミーなスコアによる映画版「日本沈没」は佐藤勝(黒澤映画、岡本喜八映画、ゴジラや特撮映画でも知られる)の音楽。
ラジオドラマ版「日本沈没」の音楽は「黄金バット」「サスケ」「妖怪人間ベム」といったジャジーな名曲を生みだした田中正史。
ダイナミックなリズム感とセンチメンタルなメロディラインのテレビ版「日本沈没」は広瀬健次郎(ガメラ、若大将シリーズなどの音楽だけでなくアニメ「ど根性ガエル」の音楽でも知られる)。
いずれも日本作曲界の巨匠でありながら、なかなか生で聴く機会のできない偉人たちです。
日本の名だたる映画監督が認めた佐藤勝、田中正史、広瀬健次郎のサウンドがついに復活の日をむかえたのです!
特に、マスターテープが劣化して崩壊してしまったというTV版「日本沈没」の音楽は意義深い復元演奏になります。

■日本沈没だけでない、名曲たち
テレビドラマ「宇宙人ピピ」では、金属恵比須の髙木大地によるモーグ・シンセサイザーの音色が際立ちます。オーケストラとシンセの共演とも言うべきキュートでスペイシーなサウンドに引き寄せられます。
映画「エスパイ」では、70年代の輝かしいストリングスサウンドや、クラシック、ロック、ラテン、ボサノヴァなど、様々なジャンルの音楽を統合した平尾昌晃と京建輔の音楽が冴え渡っています。
まるで「ボレロ」のごとくオーケストラとバンドが盛り上がる、「見知らぬ国へ」は必聴です。
そしして、小松左京が製作総指揮を行った「さよならジュピター」の羽田健太郎によるオーケストラサウンドは、爽快にして壮麗!
宇宙空間を彩るきらびやかなサウンドストリームを味わえます。
オーケストラ・トリプティークの最も得意な音楽である「ゴジラ」のテーマも収録しています(元東宝スタジオ所有のピアノ、メイソン&ハムリンを特別に使用)。

※使用されたピアノは、東宝スタジオ録音センター(現ポスト・プロダクション・センターII)で、映画音楽に長年使用されてきたものです。1957(昭和32)年の同センター開設直後、作曲家の伊福部昭が指定して東宝が購入しました。
メイソン・アンド・ハムリンはニューヨーク・スタインウェイに次ぐアメリカの名器と呼ばれ、日本には数台しか存在しないと言われる貴重なピアノです。

■小松左京の作詩・作曲作品や、その所有楽器の音も収録!
驚きなのは、今回お蔵出しとなった、小松左京が作詩・作曲した男声合唱曲「ロスマリコスの奴隷」と小松左京が実際に演奏していた「ヴィオラ」(オリジナル楽器)を使って演奏した小松左京お気に入りの曲「炭坑節」です。
原作による音楽だけでなく、実際に作詩・作曲、所有楽器までを収録したのは「小松左京」の名前を冠した音楽祭としてこれ以上のものはないこだわりでしょう!

■演奏は松井慶太指揮のオーケストラ・トリプティークと金属恵比須!
オーケストラ・トリプティークは樋口真嗣監督が「メロディーが刺さり音圧に感情をぐわんぐわん揺さぶられます」と絶賛するエネルギッシュな演奏が人気であり、テレビ、ラジオなどで特集された楽団です。
金属恵比須は頭脳警察や髙嶋政宏と共演を重ねていて、音楽界だけでなく、文学界にも幅広いファンを持つ、新世代プログレッシヴグループです。通常のクラシックコンサートとは違って、エレキギター、エレキベース、ドラム、シンセサイザーなどが共演!
オーケストラサウンドとロック&プログレサウンドが融合・炸裂しています。

小松左京の果てしなき魅力を元に生まれたサウンドたち。
音楽の力で明日への夢と希望を!!!

内容紹介

「小松左京音楽祭」~松井慶太指揮、オーケストラ・トリプティーク&金属恵比須

01.伊福部昭(作曲)映画「ゴジラ」よりメインタイトル
(ピアノは元東宝スタジオのメイソンアンドハムリン使用)
02.冨田勲(作曲) テレビドラマ「宇宙人ピピ」主題歌(Instrumental)

■平尾昌晃・京建輔(作曲)映画「エスパイ」
03.東宝マーク
04.ヨーロッパ国際特急
05.見知らぬ国へ (Instrumental)
■羽田健太郎(作曲)映画「さよならジュピター」
06.後奏(間奏曲)
07.さよならジュピター メイン・テーマ
08.大赤斑への接近
09.宇宙船団臨戦態勢
10.カルロス爆破準備完了
11.小惑星での葬儀
12.さよならジュピター・サブテーマ

13.田中正史(作曲)ラジオドラマ「日本沈没」

■佐藤勝(作曲)映画「日本沈没」
14.東宝マーク
15.日本列島
16「.日本沈没」 テーマII
17.渡老人
18「.日本沈没」 テーマI
19.東京壊滅II
20.D2計画II
21.小野寺の叫び
22.沈み行く日本II
23.エンディング

■広瀬健次郎(作曲) TVドラマ「日本沈没」
24.アヴァンタイトル
25.主題歌「明日の愛」TVサイズ(Instrumental)
26.明日の愛 テーマアレンジ
27.愛のテーマ
28.友情(田所のテーマ)
29.アイキャッチ
30.異変
31.災害
32.避難作戦
33.脱出
34.危機一髪
35.安堵
36.悲しみ
37.小鳥(フルート ソロ)
38.小鳥(Instrumental)
39.エンディング

40.小松左京(作詞作曲)の合唱曲「ロスマリコスの奴隷」
41.小松左京所有のヴィオラ演奏(演奏:伊藤美香)「炭坑節」

指揮:松井慶太
コンサートマスター:三宅政弘
オーケストラ・トリプティーク
金属恵比須
合唱:ヒーローコーラス
小松左京のヴィオラ:伊藤美香
録音: 2019年11月30日成城学園内澤柳記念講堂(録音:上埜嘉雄/編集:今堀拓也)
■企画:スリーシェルズ
■解説:小林淳、乙部順子、樋口尚文、西耕一、樋口真嗣(談)
■演奏:松井慶太指揮、オーケストラ・トリプティーク、金属恵比須、伊藤美香、ヒーローコーラス
■譜面復元:今堀拓也(TV版日本沈没、宇宙人ピピ、さよならジュピター)、吉原一憲(エスパイ、ラジオ版、映画版日本沈没)
■協力 世田谷文学館、毎日放送、ニッポン放送、文学座、河内優樹、箕輪克彦、三好寛(ATAC)、オーライタロー、石田達也、小松左京ライブラリ



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