出所した殺し屋を描いたクライム物。監督は、マリオ・シシリアーナ。音楽は、
ステルヴィオ・チプリアーニ。イタリアの刑事物らしいグルーブ感、スウィートと言うほどではないにせよの甘いイージーさ、洒落感、柔さ、
ラロ・シフリンの「スパイ大作戦」や
ビル・コンティの「ロッキー」を思わせるパチもん系の楽曲などを配し、期待を大きく越える事はなくても期待を裏切りもしない、安心安全な音楽群が揃い踏み。うん、まぁ、それ以上でもそれ以下でも無いので、特にこれ以上言う事も無いのですが、変に個々の要素が強調されているわけではないので聴き易いですし、全体的にチプリアーニの要素を感じられる楽曲が揃っている事もあり、ファンなら問題無く楽しめるのではないでしょうか。それと、絵だけ見ると何かグッと来なかったのですが、実際のサントラで見るとリー・ヴァン・クリーフのジャケ絵が思っていた以上に渋格好良かったのが個人的にはポイントだったりもしました。
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サントラは、QuartetからCDが出ています(レーベル完売)。
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