2020年2月23日日曜日

サントラ「ネイティブ・ハート(Last Of The Dogmen)(1995)」



妻の死をキッカケに心を閉ざした男性と先住民族研究家の女性がシャイアン族の伝説を追っていくファンタジー。監督は、タブ・マーフィ。音楽は、デヴィッド・アーノルド。代表作「インデペンデンス・デイ」の前年と言う事もあり、どうも陰に隠れている感じは今でもありますが、その音楽は、雄大でどっしりとした風格のあるテーマ曲のアレンジを中心にした骨太な中に、ドラマ面を別モチーフを含むメロを用いて美しくリリカルに時に愁いを滲ませながら捉え、アクションではドラムスを交えてアグレッシブに活写していく物で、アーノルドのオーケストラルな方面としても先のID4とは方向性こそ違えど負けず劣らずの聴き心地を誇るストレートにドラマティックなシンフォニー群。全体的にトレヴァー・ジョンズランディ・エデルマンの影を感じるのは、ネイティヴ要素が被る「ラスト・オブ・モヒカン」のイメージがあるのかもしれませんが、その点から独自性に欠けるような印象に向かわないのは嬉しい所。難点はアルバムだと36分程度しかない事で(音質も少し気になる)、未収録曲があるならこれも超尺化して欲しい(本編約2時間でスコア36分と言う事は無いと思う)。にしても、久々に聴きましたが、やっぱ良いな。

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サントラは、Atlanticから出ています。

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↓は、日本版ソフト。詳細は、各自でご確認を。

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