2022年2月13日日曜日

サントラ「炎の砦マサダ(Masada)(1981)(TVシリーズ)」

アーネスト・K・ガンの原作を基にマサダ砦に立て篭もったユダヤ人とローマ軍の攻防を描いた史劇ドラマ。監督は、ボリス・セイガル。音楽は、ジェリー・ゴールドスミスモートン・スティーヴンス。前にIntradaから出たCD2枚組のアルバムで初めてこの音楽に触れてから定期的に聴き続けてるんですが、今回Intradaが新しいアルバム(しかも4枚組)を出し、なんか前のだとスティーヴンスの一部がスプリットモノって言う方式の音源だったらしいんですが、今回はそれをちゃんとしたステレオ音源にし(多分)、Vareseの再録音を復刻し(嬉しい)、別音源も収録してる(ワクワク)、って事だったんで、そりゃまぁ買いますよね、って感じでポチッた訳です。はい。で、音楽自体は何度も聴いてるんで今更な感じですが、ゴールドスミス分はユダヤの民族感とか音楽的歴史とか一切知識でも肌感覚でも認識してない私なんかが聴いても、あっなんかユダヤっぽ~い、って何故かなるテーマ曲やローマ軍のマーチを含めたちょっと歌謡曲的なレトロな親しみ易さを感じるモチーフを絡めながらのスケール感とドラマ性を感じさせるまぁ素晴らしいスコアで、スティーヴンス分はゴールドスミスのモチーフをあんま使って無いってのもあってか感触はよりアンダーな裏方的仕事振りって感じだけどさすがに安定したスコアばかり。はい、堪能堪能。あっそれと、ディスク1&2の収録曲は前のと同じだと思ってたんですが、ディスク1の最後に数秒のMCAロゴってのがあって、コレは初収録ですよね?手元に前のアルバムが無いんで分かんないんですが、聴いてたらアレ?コレ聴いた事あったっけ?ってなったんですが・・・。とか、まぁそう言うのもあってなんか得した気分ですってのを含め、このアルバムにはこれからもお世話になりそうです。

(Amazon/CD)
TOWER】(CD)

サントラは、Intradaからステレオのフルスコアに再録音版やボーナスを追加したCD4枚組のアルバムが限定生産で出てます。

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