マイケル・ヘイスティングスの原作を基に駐在軍司令官に任命されアフガニスタンにやって来た陸軍大将を描いた戦争ドラマ。監督は、デヴィッド・ミショッド。音楽は、ニック・ケイヴとウォーレン・エリス。NINのトレント・レズナーとアッティカス・ロスよりもアコースティックで親しみ易いタッチが魅力、みたいなイメージを個人的には持ってる2人なんですが、今回も基本的にはそんな感じ。アフガニスタンの情景や砂感を感じさせるようなノイズが薄っすらとバックで鳴りながら、不安定なプログラミングの反復、ピアノや民族楽器?なんかも加え、メロを奏で過ぎず、でも抽象的な無機質さにも陥らない按配のメロ感、幻想的だけどふくよかなサウンド世界がそこにはあって、映画が風刺的な事もあって、ユーモアのある楽曲なんかもあるんですが、コレなんかはロルフ・ケントの「ヤギと男と男と壁と」みたいなブラック寄りなのが印象的。空しさ・空虚感をサウンドからジワジワ滲ませたり、不安感や緊張感を捉える楽曲もこの2人の魅力を感じ易いタッチなんじゃないかな。因みにアルバム中4曲はハンス=ヨアヒム・レデリウスのレトロ電子音楽、1曲はレイチェルズのピアノ主体の美麗な楽曲が収録されてます。
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サントラは、Lakeshoreから出ています。
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