水道事業の民営化を発端にした「水戦争」と呼ばれる紛争を描いたドラマ。監督は、イシアル・ボジャイン。音楽は、アルベルト・イグレシアス。舞台が南米のボリビアと言う事で、イグレシアスならナイロビみたいな路線なのかなぁ、なんて思ったんですが(あっちはアフリカだけど)、こっちは民族的な感覚が無いとまでは言わないまでも、そう言う方面は薄目で、題材的に悲劇的な感覚やサスペンスのダークな面が強調されてそうですが、実際それらの要素はあるけど、思ってたより緊張感を強いたり、ドラマティックに盛り上げたりはせず、もっと抑制が利いてる感じ。で、全体的に程よく上品、かつエモーショナル、さのある楽曲が揃っている事もあってか、意外と地味目な裏仕事感っぽくはあるけど、何て言うのか、只空気感をゆったりと奏でていくような流れとは違う聴き応えがあって、決して分かり易いモチーフやメロがある訳ではないけど(一応何度か聴こえるフレーズ=モチーフ?っぽい物はある・・・と思う)、全体的な感触は意外とキャッチーで取っ付き易いなぁ、と。何箇所かティンカー・テイラー~を髣髴とさせる楽曲があったりもするんで、別に愛聴するような感じではないんですが、個人的には、イケました。
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サントラは、Quartetから出ています(CDはレーベル完売?)。
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