第2時大戦中のフランスを舞台にナチスの侵攻によって離れ離れになる父と息子を描いた戦争ドラマ。監督は、クリスチャン・カリオン。音楽は、エンニオ・モリコーネ。なんでもフランス映画にモリコーネが登板するのは珍しい事だったらしく、本作も数十年振りに担当したフランス映画とかで、確かにそれを知った時はへぇと思ったんですが、いや、でも、そもそもイタリア在住なんだから当たり前なんじゃないか?とも思えて来て、確かに「フランス映画に登板」したのは久々なんだろうけど・・・いやまぁ、どうでも良いか。えっと関係ない話をしましたが、音楽は深みのある穏やかで美しいメロを流しながら、題材らしく、そして素人目にもモリコーネっぽいなと感じられる音楽になってて、ジャンル的な戦争感じゃなくって、あくまでドラマ目線からのアプローチになってるのが印象的かな、と。で、意外にも、悲哀な鎮魂歌とか、メロ自体がハッキリしてて超絶に美しいとか、ダイナミックな派手さがあるとか、そう言う感じじゃないんですが、時にミステリアスで不安げ、時にノスタルジック、時にスリリング、等々の要素を包み込みように美しいメロディライン(もちろんこれはテーマ曲)が存在し、気づいたら感情面が揺さ振られている事に気付く、みたいなホーンティングっぽさがあるんで、スコアファンなら問題なく楽しめると思います。
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サントラは、Quartetから出ています。
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