スペイン内戦中の1937年4月26日にドイツ空軍が行った「ゲルニカ爆撃」を題材にした戦争ドラマ。監督は、カルド・セラ。音楽は、フェルナンド・ベラスケス。個人的にベラスケスで馴染みがあるのがホラーやスリラーばかりなんで、生音ベースのクラシカルで重厚、格調、崇高・・・みたいなそんな感じの音楽を書く人イメージが強いんですが、コレもそんな感じ。無論、人間ドラマや自然風景が映し出されると優しさや陽光を感じられたりもするんですが、戦争下なんで、基本は不安と緊張感のある楽曲を中心に、哀や鎮魂歌と言ったニュアンスを交えてエモーションに訴え掛けて来る定番な物。で、後半の爆撃辺りでは24分超の超尺曲があったりもして、なんかこう言う曲があるだけで気合が入ってるなぁ、なんて特に理由も無く思ったりするんですが、まぁ、そこは置いておいても、ここで聴ける音楽は、記憶に残るかは微妙だけど、そこそこなモチーフもあるし、プロパカンダ風やワルツ系も印象的で、定番の枠を超えるか超えないかは人それぞれでしょうが、個人的には聴き応えを感じられて良かったな、と。
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サントラは、Quartetから出ています。
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↓は、日本版ソフト。詳細は、各自でご確認を。
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