2020年6月28日日曜日

サントラ「ランボー ラスト・ブラッド(Rambo: Last Blood)(2019)」



シルベスター・スタローンの当たり役ベトナム帰還兵ジョン・ランボーを描いたシリーズ第5弾で完結編。監督は、エイドリアン・グランバーグ。音楽は、ブライアン・タイラー。期間が空いての第4弾となった最後の戦場から登板したタイラーですが、あれが2008年頃だったんで、そうするともう10年以上経ってるんですね。時が経つのは早いなぁ。まぁ、そんな事はどうても良いんですが、ランボーの音楽と言えばシリーズ1~3でのジェリー・ゴールドスミスのモチーフがあるわけで、タイラーは前作でもそれを取り込み、そこに自身の新テーマ曲も加えてダイナミックに鳴らしていたわけですが、今回も路線は同じ。ただ、コレは個人的な感覚なんで人によっては全然違うかもしれませんが、前作の場合、ゴールドスミスとタイラーのモチーフに相互性をあまり感じなかった(まんまではないにしてもメロのニュアンス=方向性が似てるし)事もあって、なんかグッと来ないなぁ、なんて思っていたんですが、今回は単にタイラーのモチーフに耳馴染みが出て来たと言う所はあるんでしょうが、前よりも両者のモチーフの共演が上手くいっている感じがして、その点が「おっ」と思えて良かったなと。で、それら以外は特段スペシャルな感じはしないにしてもタイラーっぽさはありますし、軸はタイラーのモチーフですが、ゴールドスミスのモチーフも印象的に聴こえるんで(前回より分量も増えてる?)、個人的にはOKかなと。アクションやサスペンスのワンパターンな感じも、今回はいつもより退屈には感じないし。それと、サントラは約75分の音楽を収録してるんですが、本編が約89分って事を考えると、これってフルスコアなのかな?

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サントラは、日本のRambling RECORDSからCDが出ています(海外はダウンロードとLP↓のみ)。

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