2022年3月19日土曜日

サントラ「ひまわり(Sunflower)(1970)」

戦争によって引き裂かれた夫婦を描いたドラマ。監督は、ビットリオ・デ・シーカ。音楽は、ヘンリー・マンシーニ。昨年Quartetの新装アルバムを購入し、やっぱ良いなぁ、でも改めて聴くと前のモノラルのフルスコアも聴いてみたくなるなぁ、けど廃盤なんだよなぁ、って思ってたらちょっと前に海外の方から廃盤のCD2枚組アルバムを買う事が出来たんで、今は新装版をちょくちょく聴きながらそれの到着を待ってるんですが、そんな中で起こったのがロシアのウクライナ侵攻。まぁそれに関してここでどうこう言うつもりはありませんが、ただ「ロシアに逆らったって勝てないんだから人命を守る為にウクライナは降伏すべき」みたいな意見に支持が一定数普通にあると知った時は、唖然としました、位の事は言っておきます。はい。終わり。で、それはそれとして音楽ですが、コレは一般知名度も高いマンシーニの代表作。なんで、私なんかが語るまでも無いんですが、まぁなんか言うとすれば、物語の切なさと悲しみと想いを底上げしながらエモーションを高鳴らせ、優しく、でも着実に辛さを刻み、体に染み渡らせ、そして脳裏に刻んでく、そんな感じのもの哀しいテーマ曲がもう普遍中の普遍。以前何処かで日本人好みなメロみたいな文言を見た記憶があるんですが、こう改めて聴くとチプリアーニの親しみ易さにも通じる気がするんで、そうなのかもなぁ、なんて思ったりします。ただスコア的にはそのテーマのアレンジや他の描写と言ったテーマから離れた部分も忘れられないって事は言っておきたい所で、それはアルバムで聴くとよく分かるんじゃないかな。うん、まぁ、そんな感じ。あっもちろんイージーなマンシーニもGOODです。それと音楽とは別の話になるんですが、現在ひまわりのリバイバル上映が始まってるみたいで、正直忘れてたんですが、コレってロケ地(舞台も?)ウクライナなんですよね。ひわまりは国花でしたか?別に収益の一部が人道支援に使われるらしいからって訳じゃないんですが、私は劇場で観た事無いし、音楽好きだし、丁度ひまわり熱が高まってるのと被ったんで、時間さえ合えば観に行きたいなって思ってます。

(Amazon/CD)
Amazon】(CD)←国内流通仕様
TOWER】(CD)
TOWER】(CD)←国内流通仕様

サントラは、Quartetから50周年記念のアルバムが出てます。

【ひまわり ブルーレイ [Blu-ray]】

(Amazon)

0 件のコメント:

コメントを投稿