ジム・ラヴェルのノンフィクション小説を基に爆発事故から生還したアポロ13号を描いた歴史ドラマ。監督は、ロン・ハワード。音楽は、ジェームズ・ホーナー。私なんかは映画自体にそこまで思い入れはなく、記憶にもあんま残ってないんですが、一般的には名作っぽい扱いになってるようなイメージがある作品で、公開時のサントラは台詞が被ってたり、既成曲があったりしたので買う気にならず、プロモや海賊版なんかにも手を出してなかったんで、今回Intradaが出しアルバムをポチってみました。で、その音楽は、ミリタリック?なドラムから始まり、アメリカの国としての偉業とか人類の歴史に名を刻む栄誉みたいなデカイ意味での雄大なモチーフ(テーマ?)とよりパーソナルな宇宙への憧れや想いを感じさせるモチーフを軸に、あと1つか2つ位モチーフがある・・・のかは正直自信ありませんが、取り敢えず、そう言う気持ちの篭ったメロを使って物語を支え、彩っていく、紛うこと無きホーナーの音楽。しかも宇宙とは言え空、少なくとも飛ぶってニュアンスが入ってるからか、気持ち良く爽やかな感動へ誘っていく例のホーナーなんで、まぁ実に活き活きとしてて、うんうんホーナー空、いや飛ぶってなるとこうだよね、今となっては複雑だけどさ、ってなるアノ感じがいっぱいで、しかも緊迫感とか緊張感とかも抜かりなし(=メリハリがある?って言うのかな)なんで、アルバムで聴いても全然ダレない印象。まぁ何処となく高揚感が天井に届かない感じもあるんですが、でも変に煽り過ぎるよりは良いかなって思ったりもするんで、コレはこれでもOK。少なくとも90年代中頃のホーナーでは出色の1作だと思います。
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サントラは、Intradaからフルスコアとホーナー編集版とボーナスを追加したCD2枚組のアルバムが限定生産で出てます。
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