2022年3月13日日曜日

サントラ「BEM(2019)」

足立昭の原作を基に人間になる事を夢見る「妖怪人間」達を描いたファンタジー。監督は、小高義規。音楽は、未知瑠。本編だとソイルなんちゃらって言う5人組ジャズ・バンドの人達の楽曲も使われてて、それはそれで別にアルバムが出てるんですが、コッチは未知瑠(さん)のを収録したアルバム。完結編ぽかった映画は観て無いんですが、一応TV版は観てたんで音楽にはなんとなく興味は持ってて、でもなんか気持ちが乗らなかったんでアルバムは買ってなかった作品、だったんですが、偶々アマゾン見たら安く売ってたんで購入してみました(455円)。で、その音楽は、モチーフ的なのは私が聴いた感じじゃありませんが、基本は終末のイゼッタの敵魔女、関連だったかは忘れましたが、アレに似た特徴的なボーカルと民族&デジタル&オケを絡めてのスリリングかつメロ感も普通に感じられる、けどメロ過多ではないバランスの楽曲が多い感じで、そこに刻刻を思わせるインダストリアル感が所々で顔を出すような構成。聴く前は本編でジャズ系も結構スコアっぽく聴こえる所があった気がしたんで、案外未知瑠分にもジャズ系が混じってたりするのかなって思ったんですが、実際はそうじゃなく、ここは完全に分けてあったみたい(だから逆にソイル~のアルバムが気になって来る気も)。全体的に新鮮味こそないけど、如何にも未知瑠って感じられるのは魅力的だし、スコアとして聴き応えも、控えめに言って問題なし。なんで、少なくとも、終末のイゼッタと刻刻って言う、この2作品の名前を聞いて音楽が聴きたくなる人なら、期待を裏切られる事はまず無いんじゃないかな。

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サントラは、FlyingDogから出てます。

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