2020年1月3日金曜日
サントラ「ホワイトハウス・ダウン(White House Down)(2013)」
占拠されたホワイトハウスを舞台にテロリストと戦う事になる議会警察官と合衆国大統領を描いたアクション。監督は、ローランド・エメリッヒ。音楽は、トーマス・ワンダーとハラルド・クローサー。ディザスターの阿呆楽しさを極めた後にエメリッヒが撮った「ダイ・ハード」に想いを馳せるアクションの佳作ながら、同時期に公開された「エンド・オブ・ホワイトハウス」に惨敗した不遇の作品で、本編を観た時に音楽がもっと良ければ何て思い、当時サントラは買っていなかったのですが、偶々入手出来たので改めて聴いてみました。全体的に感じるのが、サスペンスやアクションの切れが弱く、それ以外が良くも悪くも平凡なので、何か全体を通してユルさだけが印象に残り、その印象がどうもスコアとしての聴き応えを必要以上に落としているように感じられると言う事。スティーヴ・ジャブロンスキーの「トランスフォーマー」が頭に浮かんで来そうなテーマ曲は、そのメロ自体は印象的ですが、出だしのちょっとづつ盛り上がっていくタイプの曲を聴いてみても分かるように、普通ならもっと高揚感を感じられても良いのに、どうも単調で、インパクトが弱い。しかも、メロとしては良い感じなのに、このモチーフは上手く活用されないので、作品の顔として存在してくれず、他は先に書いた通りなので、やっぱり音楽全体の印象は微妙。まぁ、このコンビは大体こんな感じなので、ある意味安定しているのでしょうが、その安定のレベルがもっと高いと良いんだけど、何て思ってしまいます。
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サントラは、Varese Sarabandeから出ています。
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